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嬉しいし助かる!でも、「料理上手な夫」に妻がモヤモヤしてしまうこと

一般的に女性が料理を担当する家庭がまだまだ多いと思いますが、ママ友などから「休日は夫が料理を作ってくれる」「うちの夫は料理が上手」なんて話を聞くと、すごくうらやましくなりますよね。でも、夫が料理を作ってくれるからといって、すべての女性が大喜びしているかというと、実はそうとも限らない様子。今回『kufura』では、料理上手な夫を持つ既婚女性42人にアンケートを行い、料理を作ってくれる夫に対し、実は妻がモヤモヤしていることを聞いてみました。

片づけをしてくれなくてモヤモヤ

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「夫は料理上手で、いろいろ作ってくれるのはいいですが、片付けをするのはいつも私。料理するのであれば、最後の片付けまで責任を持ってやってほしいです」(49歳/主婦)

「夫は美味しい料理をよく作ってくれますが、作ったあとの片付けはすべて私がしないといけないのがモヤッとします」(64歳/主婦)

「夫の料理は美味しいけれど、料理が終わったあとのシンクがいつもすごいことに。せめて大きなフライパンやまな板だけでも、自分で洗うようにしてほしいです」(29歳/主婦)

「夫は世界中の料理をなんでも作ってくれますが、作りながら片付けをしないので、料理のあとは台所がメチャクチャになっていて困ります」(51歳/その他)

「料理を作ってくれるのは嬉しいのですが、作り終わったあとは台所の流しに調理器具が散乱したまま。とにかく片付けがすごく大変で困ります」(62歳/主婦)

いちばん多いモヤモヤは、夫が料理をしてくれるのは嬉しいけれど、片付けをしてくれなくて困るというもの。料理は作って終わりではなく、そのあとの片付けも重要なタスクなので、最後まで責任を持ってやってほしいですよね。また、使い終わった調理器具などは、できるだけ料理中の手が空いたときに洗っておいてほしいと考えている人も多いようです。

使う食材などが高すぎてモヤモヤ

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「食費をまったく考えずに料理を作るところ。料理作りは、予算内に収めながら献立を考えることがいちばん面倒なので、何も制約がなければラクだよなとモヤモヤしてしまいます」(39歳/公務員)

「夫の作ってくれるものはなんでも美味しいのですが、材料費がいつもとても高くなるので困ります」(61歳/営業・販売)

「夫は物の値段がよくわかっていないので、高級食材ばかりを使って料理を作るのが困ります」(69歳/主婦)

「予算を気にせずに料理を作るので、常に食費が予算オーバーしてしまうところ」(39歳/研究・開発)

「こだわりが強く、食材や調味料も値段や量を考えずにガッツリ購入すること。お金もかかるし、そのあとで余った食材や調味料などを使いまわすのが大変です」(69歳/その他)

予算を考えながら日々の献立を決めているのに、夫はただ自分が作りたいものや食べたいものを作るなど、あまり予算を考えずに料理を作るケースも。高級な食材を使えば美味しくなりますが、お金がかかりすぎることにモヤッとする声も聞かれました。

作る料理の内容や味に関するモヤモヤ

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「ハンバーグを作ると言うと、本当にハンバーグしか作らないところ。付け合わせやサラダ、スープ、ごはんなどは結局私が作ることになるので、“なんだかな~”とモヤッとします」(37歳/主婦)

「一度美味しいと言うと、同じものばかり作ろうとするのが困ります」(40歳/その他)

「料理を作ってくれるのはすごく嬉しいのですが、とにかく脂っこくて味が濃いものばかり作るのでモヤモヤします」(48歳/主婦)

「夫が作る料理はやけに凝ったものが多く、また味も濃いのが困りものです」(52歳/主婦)

「夫は、休みの日や家にいるときに料理をしてくれるので助かりますが、とにかくすべての料理の味が濃いので、のどが渇きます」(38歳/主婦)

料理を作ってもらった身としては、なかなか言いづらいものの、料理の内容や味にモヤモヤしてしまうという人も多い様子。いつも同じものしか作らない、単品のおかずしか作らない、味が濃すぎる、料理が脂っこいなど、いろいろモヤモヤすることが多いようですが、「せっかく作ってくれたのだから」と、夫には何も言わずにいる人が多いようです。

調理のやり方に関するモヤモヤ

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「プロの料理人みたいに、フライパンを振ったり、塩をパラパラしたり、オリーブオイルを回しかけたりして、コンロ周りを汚しながら料理するのが困ります」(57歳/主婦)

「揚げ物のあとのコンロが、油でギトギトになりすぎる。チャーハンも得意でよく作ってくれますが、ごはんや具材が周りにいっぱい飛び散っていて困ります」(41歳/主婦)

「美味しい料理を作ってくれるのは嬉しいのですが、いつもフライパンが焦げるくらいの強火で料理をするのはやめてほしいです」(55歳/主婦)

「夫は天ぷらを揚げるのがたしかに上手ですが、少量ずつじっくり揚げるので、全部揚げ上がるころには、最初に揚げたものが冷めた状態に。もう少し手際よく揚げてくれれば、温かい状態のものが食べられるのになとモヤッとします」(58歳/主婦)

夫の調理の仕方にモヤモヤするという人も目立ちました。特に多かったのが、キッチンを汚しながら料理を作るのが困るというもの。料理をするときに、コンロ周りに食べもののカスや油が飛び散るのは当たり前ですが、その汚れを拭いたり取り除いたりすることなく、気にせず料理を作り続けることに、多くの人がモヤモヤしてしまっているようです。

そのほかにはこんなモヤモヤも!

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「夫は自分で物を探そうとしないので、キッチンで何がどこにあるのかをすべて私に聞いてくるのが嫌。いちいち答えるのが面倒なので、自分で料理したほうがラクでいいです」(38歳/総務・人事・事務)

「電子レンジで下ごしらえをしたりせず、やたらとムダに長い時間食材を煮込むので、光熱費がかかって困ります」(45歳/営業・販売)

「夫は流しの水をジャージャー出しながら片付けをするので、水道代がかかって困ります」(60歳/主婦)

「夫は調理器具やお皿の扱いがすごく雑で、料理をしながらしょっちゅうお皿を割るのが困ります」(47歳/その他)

「コンロの火で、お玉の持ち手などをよく溶かしてしまうのが困りもの。醤油やお酒のフタを開けっ放しのまま料理するのも、こぼしてしまいそうでモヤッとします」(30歳/営業・販売)

ほかにも料理上手な夫に対して、モヤモヤすることはいろいろ。たしかに、光熱費や水道代を気にせず、料理の際にガンガン火を使ったり、水を使ったりするのは困りますよね。また、調理器具や調味料などの扱い方があまりに雑で、モヤモヤしてしまうという人も多いようです。

いかがでしたか? 料理を作ってくれる夫に対し、嬉しいと思いながらも、やはりモヤモヤしてしまう女性も少なくないようです。ただ、モヤモヤをため込むのは精神衛生上あまり良くないし、夫婦関係にも影響を及ぼしかねません。夫には感謝の気持ちを伝えつつ、自分が気になることはその都度伝えてみるのがいいかもしれませんね。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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