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【妻編】おしどり夫婦はここが違う!既婚女性151人に聞く「夫婦円満の秘訣」ランキング

どんなに愛し合って結婚した夫婦でも、もともとは他人。一緒に生活を送る中で、意見が食い違ったり、大小さまざまなトラブルに見舞われたりすることは避けられません。そんな山あり谷ありの結婚生活において円満な関係をキープするには、夫婦が互いに心がけるべきことがあるのではないでしょうか?

『kufura』では、「夫婦仲がよい」と自負する男女345人(男性194人・女性151人)を対象にアンケート調査を実施しました。今回はまず女性の意見をお届けします。ランキング形式で、夫婦円満の秘訣をご紹介!

第6位:思いやりを持つこと・・・6票

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「主人が働きやすいように環境を整えています。それを主人が分かっていて、毎日感謝されています。お互いがお互いを思っていることだと思います」(51歳/総務・人事・事務)

「夫は甘いものが好きなので、夫の帰りが遅くても、その日子どもと食べたおやつやデザートなどは、夫の分も必ずとっておきます」(50歳/その他)

「相手の立場を考えて行動する。不満があるときも、言い方に気を付ける」(54歳/主婦)

夫婦円満の秘訣の第6位は、相手を思いやること。自分の言動が相手にどのように作用するのか想像力を働かせて、できるだけ相手がハッピーになるように行動するのは、夫婦に限らずあらゆる人間関係において大切な指針ですよね。

第5位:夫婦ふたりで過ごす時間を大切にすること・・・8票

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「子どもがいても夫婦で出かける時間を作る。子どもが小さい頃は育児も忙しく、手がかかったので、なかなか二人で出かける時間ができなかったが、子どもが大きくなって夫婦二人で出かけるようになってから、夫婦円満になった。もう少し早く二人の時間を作っていたらと思う」(38歳/主婦)

「夫婦で共通の趣味があります。お互いサッカー観戦が好きで、一緒に観に行きます。共通の話題で話せる事も大きいと思います」(43歳/主婦)

「二人で外食に行く。二人で犬の散歩に行く。二人でご飯を一緒に作る」(53歳/その他)

コメントにもあるように、子どもがいると育児中心になって、なかなか夫婦水入らずの時間を設けるのは難しいかもしれません。ただ、近所を散歩するなど、ほんのささやかな時間であっても、夫婦ふたりで過ごすように心がけてみてはいかがでしょうか?

第4位:小さなことにはこだわらないこと・・・15票

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「相手の欠点は見なかったことにする」(48歳/主婦)

「話の内容によっては、適当に返事をしたり、聞き流したりということも大事かと思う」(59歳/その他)

「あまり相手に求めすぎない方がよい。世間的に父親なら、旦那なら、当然こうであるべきという概念を、それがどうしてもできない相手に求めてもしょうがない。他人は変えられない」(40歳/その他)

夫婦円満に関する格言に“結婚前には両目を大きく開き、結婚後は片目を閉じよ”というものがあります。完全無欠なパートナーなど存在せず、いろいろ至らない点があるのはお互い様。ある種のスルースキルは穏やかな結婚生活を営むうえで不可欠ともいえそうです。

第3位:感謝の気持ちを伝えること・・・22票

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「ありがとう、ごめんね、を言い合うようにしています。夫婦というより、友達感覚でいれるようにしたいです」(51歳/総務・人事・事務)

「ささやかな事でも、何か嬉しいことをしてもらったときは、必ず“ありがとう”を言うようにしています。感謝の気持ちは言葉で言わないと伝わらないので」(38歳/主婦)

「お互いに感謝の言葉をよく伝え合っています。夫の気持ちに寄り添うようにしているし、夫からも私に寄り添ってくれている想いを感じます。今春、結婚29年目になりましたが幸せな毎日を過ごせています」(51歳/主婦)

結婚生活が長くなるにつれて、お互いによくも悪くも空気のような存在になり、感謝の気持ちが薄れてしまいがち。でも、一番身近な存在だからこそ、「やってもらって当たり前」という感覚にならないよう、「ありがとう」を積極的に口にすることを肝に銘じたいものです。

第2位:適切な距離感を保つこと・・・31票

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「干渉し過ぎない。お互い聞いてほしい時は話すし聞くし、言いたくない事は深く聞かないし話さない」(55歳/総務・人事・事務)

「お互いを尊敬すること。見解が違うことについては話し合うけど、決して無理に自分の考えに沿うよう矯正しようなどとしない」(58歳/営業・販売)

「お互い趣味や好みが違うので干渉しないでいます。それぞれの時間と一緒の時間をバランスよく過ごして程よい距離感を保っています」(54歳/主婦)

夫婦は互いに協力し合うことが大切ですが、距離が近すぎて互いに依存するような関係になるとかえってうまくいきません。相手に対して決して無関心というわけではないけれど、夫婦だからといって干渉したり束縛したりすることなく、いい距離感を保つ。仲良し夫婦はそのへんのバランスが絶妙なのでしょうね。

第1位:しっかりとコミュニケーションをとること・・・42票

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「夕ご飯を食べる前に、缶ビールを飲みながら雑談をし、将来の暮らし方について意見をすり合わせています」(53歳/金融関係)

「どんなときも会話をすること。その時の気持ちや悩んでいることが分かり合えるので、いいことも悪いことも言い合ってから、ケンカをしなくなった」(49歳/主婦)

「夫婦でも価値観が違うことはあります。なので、迷ったときはお互いの意見を交わして価値観のすり合わせをします。小さなズレのうちに修正が大事ですから」(36歳/主婦)

「今日はどうだった?と聞くようにしています。今日あったこと、仕事のストレス等、必ず話してくれるので、じっくり聞くようにしている。最後に共感するか、大変だったねと労う」(55歳/公務員)

夫婦円満の秘訣の第1位は、しっかりとコミュニケーションをとること! どんなに相性のいい夫婦であっても、以心伝心ということはありえず、相互の理解を深めるためには話し合いが欠かせません。

“価値観のすり合わせ”というと、ちょっと堅苦しく聞こえますが、毎日真剣に議論する必要はなく、普段は他愛のない雑談でOK。何気ない日常会話からでも、相手の意外な一面や考え方を発見することはありますよね。みなさんの家庭では、夫婦で1日にどれくらい言葉を交わしているでしょうか!?

その他、こんな意見も…

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「挨拶は必ずするように心がけている。朝からの挨拶で気分が良くなる」(46歳/総務)

「相手を誉める。特に子供の前で誉めるようにする」(49歳/主婦)

「夜寝る時には手をつないで寝ること。適度なスキンシップでいい感じなんだと思う」(40歳/主婦)

「ムカッとした事など直接言うと喧嘩になるので、ひとまず距離を置き、LINEでやり取りして解決します」(28歳/主婦)

「ケンカをしても、その日のうちに解決する」(39歳/主婦)

 

いずれも日常生活のちょっとした心がけですが、いわれてみれば納得することばかり! 夫婦関係に悩んでいる人、今も仲良しだけどもっと円満な関係を築いていきたい人はぜひご参考にしてみては?

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