子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

「夫婦げんか」のいちばん多い原因はずばり何?既婚男女500人に聞きました

/ [最終更新日] 2023.02.28

夫婦喧嘩を焚きつけるきっかけは、さまざま。“導火線”の長さは日々変わっており、顔を合わせて3秒で着火する日もあれば、終日穏やかに過ごせる日もあるでしょう。

それでは、どのようなきっかけで夫婦喧嘩が発生しているのでしょうか。『kufura』編集部は既婚男女500人にアンケートを実施。「夫婦喧嘩」の理由として最も多いもの・ことについてうかがいました。

「うちは全然けんかしないよ」というカップルも「うちは顔を合わせれば売り言葉に買い言葉」なんてカップルもいると思いますが、けんかの“火元”には主に10の理由がありました。

1:言った・言わない・聞いてない

null

まずは「前に言ったでしょ!」の問題です。けんかが起こるのには、理由があるようです。

「過去の言った言わない問題」(54歳・男性・公務員/家族構成:夫婦・息子19歳)

「ささいなことを“言った言わない”でもめます」(48歳・女性・主婦/家族構成:夫婦・息子8歳)

「子どもの教育について色々相談するが、夫は全く聞いていない。“あの時話したでしょ”と詰め寄ると“自分の仕事のほうが忙しくて、覚えていない”と言われる」(48歳・女性・主婦/家族構成:夫婦・娘9歳)

「普段の会話の中での言った言わない、聞いてないなどの行き違い」(68歳・女性・その他/家族構成:夫婦・息子38歳・息子の妻36歳)

「言ったでしょ」という言葉に対して「聞いてない」と言い返すとけんかにつながる……。心当たり、ありませんか? 言った方は大切なことを忘れられて自尊心を損ない、忘れてしまった方は自分の立場を守るため、言い合いは平行線となることも。

2:子どもの教育

null

子どもの進路や教育法は、夫婦それぞれの経験に基づいた考え方が反映されやすい領域。しばしば意見がくい違うポイントです。

「子どもの教育。学校の成績についての価値観の違いで言い争いになる」(37歳・男性・その他/家族構成:夫婦・娘13歳・息子8歳)

「子どものスマホの使い方について。旦那は自由に使わせればいいと言うけれど、朝なかなか起きなくて苦労するのは私」(49歳・女性・総務・人事・事務/家族構成:夫婦・娘18歳・息子14歳)

「子どもの教育について。進学先など方針にずれがあり、言い争いになることが多い」(56歳・男性・研究・開発/家族構成:夫婦・娘22歳)

親の選択によって子どもの人生に大きな影響を与えると思えばこそ、話し合いが過熱し、時には意見が衝突することもあるようです。

3:家事分担・家事のやり方

null

家事はエンドレスで、基本的には骨が折れるもの。だからこそ、同じ屋根の下に暮らす者同士でもめごとが起こることもあります。

「台所の物の置場所や洗濯物の干し方などで喧嘩になることがある」(36歳・男性・その他/家族構成:夫婦・娘4歳)

「掃除の仕方について。丁寧にやってないと、よく怒られ、けんかになる」(53歳・男性・金融関係/家族構成:夫婦・息子19歳)

「家事の押し付け合い」(54歳・男性・その他/家族構成:夫婦・父82歳・母82歳・息子22歳)

「夫に家事の手伝いを頼んでもすぐに動いてくれないとき」(44歳・女性・営業・販売/家族構成:夫婦のみ)

夫婦間の家事の分担意識の違いや、やり方の雑・丁寧は、しばしば見過ごせずにバチバチと火花が散ることもあるでしょう。

4:お金について

null

衣食住を共にしていると、配偶者のお金の使い方に対して全くの無関心でいることはできません。ゆえに……。

「家内に黙って商品を購入したことがある場合に口げんかになる」(49歳・男性・その他/家族構成:夫婦・娘10歳)

「買い物に行った時に、自分は一般的な料金のものを選ぶが妻は割と高いものを買う時に言い合いになる」(68歳・男性・営業・販売/家族構成:夫婦・子は独立)

「家計のやり繰りで、細かなことが気になる私と、大雑把な夫では喧嘩が絶えません」(43歳・女性・主婦/家族構成:夫婦のみ

「昔はやはりお金のことでよくしていました。家賃の支払いができなかったことがありました」(49歳・女性・主婦/家族構成:夫婦・娘23歳・娘22歳・娘9歳)

「子どもの塾にお金がかかりすぎるのが夫は不満で、口論になった。良い塾にはお金がかかるもの!」(52歳・女性・主婦/家族構成:夫婦・息子22歳)

何に価値を見出すかは夫婦で異なりますから、意見をすり合わせて折衝点を探る必要がありそう。

5:ささいなこと

null

なぜ、ささいなことなのに、けんかするのか? その答えは皆さんの回答の中に隠れていました。

「ほとんどけんかはしないが、過去の経験から理由は大したことがないささいなこと。すぐにぶつかるのではなく、積もり積もって何かの拍子に破裂する。そんな感じ」(70歳・男性・その他/家族構成:夫婦のみ)

「夫がささいなことにキレるから、こっちも我慢できずキレる」(40歳・女性・主婦/家族構成:夫婦のみ)

「ささいなことがきっかけで夫が不機嫌になり“それくらいで不機嫌になることないでしょ”と妻(私)もやりかえして気まずくなる感じ。けんかというほど激しくはないが、無言の小競り合いという感じになります」(49歳・女性・主婦/家族構成:夫婦・娘16歳・娘14歳)

「ささいなことで覚えていない」(51歳・女性/家族構成:夫婦のみ)

3日経ったら「あれ、なんで怒っていたんだっけ?」と忘れてしまう。不満の蓄積、その日の機嫌、相手の態度、などなど理由を探せばいくらでもあります。なんだか虫の居所が悪い日は誰にだってあるんです。

6:意見の相違

null

夫婦の考え方は違って当たり前ですが、一方が足並みをそろえたいと望んだとき、それはけんかのきっかけになります。

「インドアの自分とアウトドアの妻との温度差」(34歳・男性・総務・人事・事務/家族構成:夫婦・祖父82歳・祖母80歳・父親58歳・母親58歳・娘11歳)

「部屋の片づけの意見が食い違う」(53歳・男性・主婦/家族構成:夫婦・息子15歳・娘12歳)

「性生活に対する考え方の相違」(62歳・男性・コンピュータ関連技術職/家族構成:夫婦・息子23歳)

「コロナ対策をどこまでやるか」(65歳・男性・金融関係/家族構成:夫婦のみ)

相手に寄り添う余裕を失っているときにはけんかに発展してしまいそう。

7:食にまつわること

null

続いて、生きるために欠かせない“食”についての問題です。

「料理がまずい」(49歳・男性・総務・人事・事務/家族構成:夫婦のみ

「料理の献立で食べたいものが違うと揉めたりする」(27歳・女性・主婦/家族構成:夫婦のみ

「食事の時間帯が違うからそれでけんかになることが多い」(36歳・女性・主婦/家族構成:夫婦のみ)

「料理の味付けについて。健康のことを考え薄味で作るようにしているが、夫は基本濃い味が好きなので調味料を沢山かける」(68歳・女性・主婦/家族構成:夫婦・息子42歳・義母94歳)

味覚の違い、好みの違い、料理の作り手への思いやりの欠如はけんかの引き金となっています。

8:「絶対やって欲しくないこと」をしてしまった

null

どんなに穏やかな人にも“やられたらいやなこと”はあります。どんなことかと言うと……。

「相手の容姿をいじるとき」(30歳・男性・営業・販売/家族構成:夫婦のみ)

「妻の食べたいケーキを食べたとき」(38歳・男性・企画・マーケティング/家族構成:夫婦・息子9歳)

「バツイチ同士なので、元嫁の話をされると腹が立つ」(37歳・女性・総務・人事・事務/家族構成:夫婦・娘10歳)

相手の怒りポイントを探って、「そこには足を踏み入れない」という努力も必要かもしれません。

9:配偶者の親族絡みで

null

ちょっと難しいのが、配偶者・子ども以外の家族が絡んでくるときです。

「お姑さんのこと」(44歳・女性・総務・人事・事務/家族構成:夫婦のみ)

「主人の弟夫妻の金遣いについて」(36歳・女性・主婦/家族構成:夫婦のみ)

「子どもの教育について意見が異なる時に、私と配偶者のそれぞれの実家の考え方のずれが問題となり、争いになる」(68歳・男性・会社経営・役員/家族構成:夫婦のみ・息子たちは独立)

「義母の介護についてです」(61歳・女性・主婦/家族構成:夫婦のみ)

互いの親族が登場して、どちらかに味方したりするとけんかはこじれにこじれます。

よほどのことでない限り「夫婦は互いの一番の味方」と一線を引いておいたほうがよいかもしれません。

10:相手の言動

null

相手の態度を見て、なんだか無性に「腹が立つ」という感じでしょうか。

「旦那が暇そうに家でゲームしているとき」(37歳・女性・主婦/家族構成:夫婦・息子8歳・5歳)

「妻の気が利かないとき」(41歳・男性・営業・販売/家族構成:夫婦・息子12歳・9歳)

「自分のだらしない行動で怒られる」(41歳・男性・その他/家族構成:夫婦・娘9歳)

「なぜもっと働いてこないのかと主婦をバカにしてくる」(41歳・女性・主婦/家族構成:夫婦・息子5歳)

「脱いだものを、裏返しのままとか、脱いだらそこらじゅうに置いてることで」(60歳・女性・主婦/家族構成:夫婦のみ

相手の甘え、見下し、非協力な態度を感知したときに、怒りのセンサーが起動するようです。

 

以上、今回は夫婦喧嘩のよくある原因についてお届けしました。

“よその家”の話のことだからこそ「そんなことで?」と思うかもしれないし「それは許せない」などと感じた方もいるのでは?

さて、夫婦喧嘩が燃える“傾向”を踏まえたら、次は消火方法についても知っておきたいところ。

次回は、皆さんにうかがった仲直りの方法をお届けします。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載