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夫が「やっぱり妻が好き」と思う瞬間は?気になる世代間ギャップも…【夫編】

夫婦を結びつける感情は、時の流れとともに変化します。恋が愛になり、愛と情があいまいになり、2人の生活は「そこにあって当たり前」のものになっていきます。

この変化を包み込む便利な表現があります。それは「好き」という言葉。「好き」ってあらゆる対象への好意の気持ちをサラっと示すことができる言葉ですよね。

バレンタインを迎えるこの時期に、『kufura』編集部では既婚男性249人(20~50代)に「妻に直接言うことはないけれど、“妻のことがやっぱり好き”だと気づく瞬間」についてうかがいました。

送り迎えの瞬間に「やっぱり好き」

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まず、夫婦間の送り迎えの“儀式”にまつわる声です。

「出勤するときにキスをしてくれるとき」(44歳・営業・販売)

「妻が最近冷たいが、朝会社に行くときに手を振ってくれるとき」(57歳・その他)

「玄関で笑顔で迎え入れてくれとき」(42歳・総務・人事・事務)

「仕事から帰ってきて『お帰りなさい』って笑顔で言ってもらったとき」(53歳・公務員)

しばし離ればなれになる前にキスやハグでお見送り。帰ってきたら笑顔を交わす。この小さなルーティンによって、互いの機嫌を定点観測することができそうですね。

会話をしているときに「やっぱり好き」

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続いて、妻との会話の時間に関する回答です。

「何気ない会話で一緒に笑っているとき」(32歳・営業・販売)

「楽しく笑っているとき。やっぱいいなってなります」(27歳・その他)

「何気ないボケに即座に突っ込んでくれるとき」(40歳・総務・人事・事務)

「なんでもない会話をしているときに、やっぱり好きだな、と感じる」(51歳・営業・販売)

同じ話題を巡って喜怒哀楽を共有したり、肩の力を抜いた会話を通じて妻への思いを実感。夫婦間の会話の間合いに居心地のよさを感じることもあるのではないでしょうか。

好きなしぐさを見て「やっぱり好き」

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出会ったときから変わらない妻のチャームポイントや、一緒に暮らし始めて知った妻の魅力に惹かれている人も。

「普段何気なく一人でしゃべっている所が何とも言えずかわいく感じる」(37歳・営業・販売)

「落ち込んでいる時に、変な踊りをして励ましてくれる」(38歳・営業・販売)

「とても笑顔がかわいい」(41歳・その他)

「ずっと変わらない茶目っ気ある話し方」(45歳・金融関係)

今回のアンケートでは、笑うとチラリと見える八重歯や、ちょっぴりドジなところを見て小さなときめきを覚えている声もありました。

弱っているときのサポートに「やっぱり好き」

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風邪や疲労で弱っているときの優しさは、じんわりと心に染みるようです。

「疲れているとき・具合が悪いときに察知して優しくしてくれるとき」(31歳・研究・開発)

「病気のときに看病してくれるとき」(47歳・営業・販売)

「自分が予期せぬアクシデントに遭遇して疲弊しきっているとき、妻が優しい言葉をかけて自分のことを支えてくれるとき」(51歳・研究・開発)

「病気のときにかゆい所に手が届くような世話をしてくれるから」(53歳・技術職)

いつも自分でできることができなくなったとき、察して支えてくれる人がいることは、ありがたいことですよね。

家事や料理をしてもらって「やっぱり好き」

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さて、ここからは40代以上の男性の声が中心となります。

「深夜に帰ってきたらたまにつまみを用意してくれているとき」(41歳・総務・人事・事務)

「全くマザコンではないが、自分の母・家庭の味に味噌汁等の味付けが似てきたとき」(44歳・総務・人事・事務)

「炊事洗濯掃除なんでもやってくれる」(48歳・営業・販売)

「帰ってきたらすべてが整っていること。ごはんや風呂」(48歳・デザイン関係)

「いつも身の回りの世話をしてくれる。食事や家事全般。自分が元気に働けるのは妻のおかげだと思います」(53歳・その他)

「お酒のおつまみを作ってくれる」(56歳・営業・販売)

「体調に気をつけながら、毎日の家事を欠かさない。やっぱりすごいと思う」(57歳・技術職)

職場でクタクタになって帰ってきたら用意されている温かいご飯と、きれいな部屋。

日々、朝晩の家事に追われている人が読んだら「うらやましい」という感想が聞かれそうですが、回答者にとってはホッとする時間になっているようです。

妻が「~してくれるとき」に「やっぱり好き」

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今回のアンケートでは、「妻を好き」と感じる瞬間という質問に対する回答に34.9%の男性が「~してくれる」という表現を使っていました。

特に40代後半以上の回答は、情緒的な内容ではなく、先述したような「料理をしてくれる」「家事をしてくれる」というような内容が目立ちます。ほかには、こんな回答もありました。賛否両論ありそうですが、ご紹介します。

「疲れているときにマッサージしてくれるとき」(40歳・総務・人事・事務)

「私が疲れていると思うとさりげなくビタミンドリンク剤を食卓に置いてくれる」(49歳・その他)

「言わなくても自分のペースに合わせて生活してくれているところ」(40歳・技術職)

「疲れているときは、何も言わずそっとしておいてくれること」(45歳・その他)

「疲れていても話を聞いてくれるとき」(47歳・その他)

「夫を立ててくれる」(58歳・総務・人事・事務)

「母親の介護をよくしてくれる」(56歳・その他)

皆さんの妻に向けた感情が「“~してくれる”から好き」という条件付きの“好き”じゃなければいいなぁ……とちょっぴり心がザワザワしてきたところで、最後にほっこりコメントもご紹介します。

「嬉しいことがあったとき嬉しそうに話すとき」(31歳・その他)

「2人とも在宅ワークの日、オンライン会議中の“外の顔”を見たとき」(42歳・会社員)

「いつでも好き」(54歳・医師)

「毎日、いつでもどこでも」(59歳・営業・販売)

“いつも好き”というところに深い愛を感じます。

 

以上、今回は「妻に直接言うことはないけれど、“妻のことがやっぱり好き”だと気づく瞬間」についてお届けしました。

「テレビが好き」「スポーツが好き」「妻が好き」。「好き」という言葉は、気軽に使える言葉。そう感じたら、言葉に出して伝えてみたらいかがでしょうか。いつもは恥ずかしくて言えないという方も、バレンタインを機にチャレンジしてみては?

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