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「夫婦共通の趣味」が円満のカギ!多くの既婚男女が実感しているメリットは…

夫婦で一緒の趣味があると聞くと、「この夫婦、仲がいいんだな~」と思いますよね。長い時間をともに過ごす夫婦だからこそ、共通の趣味を楽しむことで絆もより深まりそうですが、実際はどうなのでしょうか?

そこで、『kufura』は既婚男女500人にアンケートを行い、「夫婦共通の趣味を持っているか、また共通の趣味があることでよかった点」などについてうかがいました。

半数の人が「夫婦共通の趣味」を持っていると回答!

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パートナーと共通の趣味を持っているか聞いてみました。結果、「ない」と答えた方が若干上回ったものの、およそ半数の人がパートナーと共通の趣味を持っていることがわかりました。

「夫婦共通の趣味」で一番多いのは?

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続いて、パートナーと同じ趣味を持っていると答えた246人に、どのような趣味を一緒に楽しんでいるのかを聞いてみました。

上位は「旅行(温泉巡り・ドライブ)」、「運動・スポーツ」、「テレビ・映画鑑賞」、「音楽(ライブ・カラオケ)」、「お酒」という結果でした。

「お互いに出かけることが好きなのでドライブに出かけていた。それから毎週どこかにドライブするようになりました」(44歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「ライブ、フェス。元々お互いが好きで、それがきっかけで親密になった」(29歳/女性/その他)

「ジョギング。妻がマラソン大会に出ていて、一緒に走っていたら私も大会に出るようになった」(47歳/男性/営業・販売)

「釣り。旦那が好きでやっていたのを教えてもらって私も好きで夏になると毎週行っている」(54歳/女性/主婦)

もともと好きなものが一緒だった、一緒になってから誘ったところパートナーもハマった、などきっかけはそれぞれ。なかには趣味を通じて出会ったという方も! コメントから仲良しぶりがうかがえるようです。

共通の趣味があることでよかった点は?

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それでは、パートナーと同じ趣味を持っている人は、具体的にどのようなメリットを感じているのでしょうか?

・楽しい時間を共有できる

「楽しい時間を共有できるため、一緒にいて飽きないし、旅行の計画を一緒に立てられるから楽しい」(25歳/女性/総務・人事・事務)

「休みの日に一緒に出掛けられることです」(53歳/男性/金融関係)

・夫婦間の会話が増えた・盛り上がる

「同じ趣味なので話題に困ることがない」(38歳/男性/総務・人事・事務)

「お互いにリラックスできて会話が増えた」(44歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「共通の話題で盛り上がることがあるので、楽しいです」(38歳/女性/主婦)

・パートナーの新たな面に気付ける

「同じ街撮りをしても、切り取り方が違うことを知ることができた」(58歳/男性/その他)

「色々な意見が飛び交う所」(47歳/男性/営業・販売)

「違う雰囲気の中であらたな発見ができる」(65歳/男性/その他)

・仲直りのきっかけになる

「喧嘩してもすぐに次の旅行の計画で仲直りです」(66歳/男性/研究・開発)

「気まずい雰囲気になった時でも、テニスの話になると和む」(85歳/男性/その他)

メリットがあるかという質問に対し、「特にない」と回答した方はなんとたったの2人だけでした! パートナーと共通の趣味を持っている人のじつに99%もの人が、何かしらのメリットを感じていることがわかりました。

もっとも多く聞かれたのが、「楽しい時間を共有できること」。趣味に没頭している時間は楽しいものですが、気心知れた夫婦なら楽しさも倍増。その時間を共有できることについて、多くの人が“幸せ”だと感じていたのが印象的でした。

また、自然と会話も増えて、相手の新たな一面を知るきっかけになったという方も少なくありません。また、時間やお金のかけ方に対しても理解が得られやすく、大きなケンカにはなりづらいと趣味が夫婦仲を取り持つようなシーンもあるようです。

パートナーと一緒の趣味を持ちたいと思う? YES、NOそれぞれの理由は…

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続いて、「夫婦共通の趣味はない」と回答した254人に同じ趣味を持ちたいと思うか聞いてみました。結果はYES、NO半々。それぞれの理由を見てみましょう。

・「持ちたい」と思う理由

「年を取ってから同じ趣味で同じ時間を過ごせたら素敵だなと思う」(51歳/男性/その他)

「1個くらいあったらもっと仲良くなれそうだから」(39歳/女性/主婦)

「趣味が違うと時間や金銭的に気を遣う場面があるから」(63歳/男性/営業・販売)

「興味のないことを延々と話して、聞くのも疲れるし、その逆も然り」(35歳/女性/主婦)

子育てがひと段落すると、夫婦で過ごす時間は増えるのに話題は少なくなりがち……などと言われますが、「共通の趣味」があればパートナーとの時間が有意義なものになりそう、今よりもっと仲良くなれそうと考えている人が大半でした。現状、夫婦で別の趣味を楽しんでいると思われる方からは、金銭面で気を使うから、興味のない話を聞かされるのが疲れるからといった率直なコメントも寄せられました。

・「持たなくていい」と思う理由

「夫婦間で趣味が違う方がお互いに新しい発見があると思う」(50歳/男性/その他)

「一人で没頭したりする時間があってもいいかなと思う」(45歳/男性/その他)

「在宅ワークなので、始終一緒にいるせいか、趣味ぐらいは一人で楽しみたいと思っています」(54歳/女性/デザイン関係)

「干渉されたくない」(65歳/女性/主婦)

「お互い好きなことを別々にしている時間も楽しいので一緒じゃなくてもいい」(41歳/女性/主婦)

「旦那とは10mぐらいのソーシャルディスタンスを保ちたいので」(52歳/女性/主婦)

“趣味は人に干渉されずひとりで楽しみたい”、“パートナーとそれぞれ異なった趣味を持つ方が人生に広がりが出る”、“お互い尊重しているので無理に合わせる必要はない”などさまざまな理由が聞かれました。在宅ワーク化で夫婦一緒にいる時間が増えたから趣味くらいは別々に……というコメントは今の状況ならではですよね。

なかには、パートナーと交わりたくない、別れるつもりだから趣味なんてもってのほか!という厳しいホンネも……。

 

いかがでしたか?

メリットを感じている人の多さから、同じ趣味をもつことが“夫婦円満”の一助になっていると言えそうです。趣味は人生を潤してくれるもの。共通の趣味をもつことに前向きな方は、パートナーを誘って何か始めてみるのもいいかもしれませんね。

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