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子どもが自分で時間を計れる「タイムタイマー」で時間管理の第一歩を!【働くお母さんの、コレ買って大正解!#35】

時間を上手く使って段取りよく日常を回したい大人のそばで、子どもってまるで時間が無限にあるような行動をしていますよね。時間を忘れて何かに夢中になる体験も大事ですが、それがテレビやゲームなどだらだらと続いてしまうようなものだと、親としては時間を決めて切り替えてほしいものです。

我が家の小学校1年生&3年生の男子はゲームに夢中で、“130分”というルールはあるのもの、私が声をかけないと、しれっと時間オーバーしているし、声をかけても「今いいところ!」となかなか終わりにできません。

そんな時に私が出会ったのが、この「タイムタイマー」という代物。子どもの小学校に大きな壁掛けタイプがあって、赤い帯の部分が時間の経過ともに少なくなっていく仕掛けに“これは使える!”とピンときました。

先生が、卓上タイプの小さいものも市販されていると教えてくれたので、さっそくネットで検索してゲットしたのです。

使い方が超シンプルで残り時間が一目瞭然!

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透明の丸いポッチを反時計回りにスライドさせると、赤い帯が現れます。

表示されている数字は“分”を表しているので、目的の時間(分数)のところでポッチを止めればセット完了!

あとはじわじわと赤い帯が減り、0に来たところで「ピピッ」というアラーム音が4回繰り返されます。

音を出せない場所では、サイレントモードにすることもできますよ。

使い始めて実感した「買って大正解!」のポイントはこの3つ

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その1:ワンアクションでタイマーをセットできる

キッチンタイマーやスマホだと、何度もボタンを押したりタップする手間がありますが、これならスーッとポッチをスライドさせるだけ! 子どもにお任せできるので、ママが家事の手を止めてセットしなくてもいいので助かります。

私自身も、時間を決めて原稿を書きたいときや家事に集中したいとき、これならサッとセットできるので重宝しています。

その2:時計が読めない子どもでも時間がわかる

時計の場合は「あの針がココからあそこまでいったら30分だよ」と説明が必要ですが、このタイマーなら数字さえ読めれば大丈夫! 自分で目的の数字にセットもできるし、残り時間も読めます。

また、時計で時間を確認していた時は、何時何分に終わりだったのかを親子共々忘れてしまうことが多かったのですが、そんなうっかりも無くなりました。

その3:離れた場所からでも、残り時間が確認できる

時計やキッチンタイマーだと、何度ものぞかないと残り時間がわからなかったのですが、タイムタイマーは赤い帯の部分が目立つので、例えばキッチンからリビングなどちょっと離れた場所からでも残り時間をチェックできます!

「(怖めのトーンで)あと何分でゲームやめるの?」「ゲームやりすぎじゃない!?」と子ども達に聞いていたのが、パッとタイマーを見て「あと●分で終わりだよ~」と余裕のある声掛けができるようになったし、子ども達の行動の切り替えのタイミングがわかるので、次の遊びに入ってしまう前にご飯やお風呂に誘導しやすくなりました。

使い方のコツは、「管理しすぎない」ことと、上手に切り替えられたら褒めてみる

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きっちり計れてアラームも鳴るので、子どもにとっては“あとちょっと”が許されないことが辛かったりもします。

なので、時には「タイマー鳴ったけど、あと1回で終わりならまだ続けていいよ」とオマケしてあげたり、「パッとゲーム止められて偉いね!」と前向きな声掛けをするよう心がけています。

 それから、子どもが嫌がる使い方はしないようにしています。例えば、“●分間集中して宿題しよう!”と試したことがありましたが、弟はやる気満々で取り組んだのに、兄はいつにも増して嫌々やっていたので、子どもによって効き目が違うようです。

自分の時間を自分で管理する「第一歩」を発見!

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時間に追われている感覚にならないように、あれもこれもとタイマーを使わずゲームの時間管理のみに使っていましたが、子ども自身が使い方を編み出したことも!

 「ドラえもんが始まるまであと●分だ! テレビつけるの忘れないように計っておこう!」

「学校行くまであと●分だ。タイマーしておくから、それまで遊んでいいよね?」

 ママが自分だけの時間を大事にしたいように、子どもだって”自分の時間”という感覚があって大切にしたいと思っていることに気づいた出来事でした。

私が購入したタイムタイマーは、高さが約8㎝のサイズのもの(TTA4-W)。ネットで4,000円ほどで購入しました。

出かける前の準備タイムや、お片付けタイム、歯磨きタイムなど、使えるシーンは様々なので、皆さんのご家庭でも、お子さんやご自身に合った使い方をぜひ試してみてくださいね!

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