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片づけられない女だった私が…子育てを経験してステキに変わった「私の生活スタイル」

子どもを産み“ママ”になると、どうしても時間や行動など、あらゆる事に制限が出てきてしまいます。多少の我慢が必要な一方で、ママになったことでステキに変わった事はありませんか? kufuraでは20~50代の327人のママを対象に、子育てを経験してステキに変わった「私の生活スタイル」についてアンケート調査を実施しました。子どもを産む前では考えられなかったような驚きの変化を語ったエピソードが満載です!

1日3食きちんと食べるようになったなど「食事面」が変化

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「食生活が不規則だったが、きちんと3食食べるようになった。また、食事の時間は食べるだけでなく、今日あった出来事など色々話をする、家族にとって大事な時間だと気づいた」(41歳/その他)

「子どもの食事を考えることで栄養やバランスを考えるようになり食生活が見直された」(33歳/主婦)

「料理があまり得意ではなかったが、子どもがおいしそうに食べてくれる顔を見せてくれるので、楽しみながらレパートリーを増やせた」(57歳/主婦)

「子どもの離乳食などを作っている延長で。毎日ちゃんと料理をするようになった」(20歳/主婦)

「自分だけの時は食べられるものを適当に食べる感じだったけど、子どもにはきちんとした食事を食べさせたかったので、栄養バランスを意識して食事を作るようになった」(37歳/主婦)

「子どもができる前は、栄養の事などあまり考えていなかったが、子育てをするようになって栄養の大切さや、バランスを考えるようになった」(23歳/主婦)

「ジャンクフードばかり食べていたが、子どもと一緒にヘルシーなものを食べるようになった」(44歳/総務・人事)

“健康はバランスのいい食事から”と、食事は健康な生活の土台となります。自分1人だけなら適当に済ませていたけど、子どもの食事や栄養面を考えているうちに、自然と自分もバランスのいい食事に変わっていったという方が多かったです。

また、好き嫌いなく何でも食べてもらえるよういろいろ工夫して料理をしていたら、いつの間にかレパートリーも増え、料理が好きになっていたという方もいました。

子どもの生活スタイルに合わせて「朝型人間」に変身!

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「昼夜逆転の自堕落な生活を送っていたが、子どもが保育園に行くようになり、日常のサイクルが整った」(25歳/その他)

「遅寝・遅起きだったのが、子供が保育園に通うようになり、それに合わせて生活するようになったら早寝・早起きになった」(32歳/主婦)

「朝が苦手で早起きが得意ではなかったが、子供の通学通園のため嫌でも毎日早く起きるようになった」(34歳/主婦)

「早起きが苦手だったけど、子どもが生まれて子育てを経験するうち目覚ましを設定しなくても自然と朝早く起きられるようになった。子どもが朝早く起きられるように週間づけるには、まず“自分がしっかりしないと”という親の責任感が芽生えたからだと思います」(33歳/主婦)

「朝が苦手だったが、仕方なく家事をしているうちに目覚ましなしでも同じ時間に目が覚めるようになった」(38歳/主婦)

朝はゆっくり寝ていたいと思っても、子どもが保育園や幼稚園に通い出すとそうも言ってられませんよね。早起きを繰り返していると、自然と体も朝型のサイクルに慣れていくよう。「早起きは三文の徳」とのことわざがあるように、早起きをして時間を有効に活用されている方も多いようです。

思わぬ事故から守るため…「掃除」「整理整頓」が習慣化

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「子どもにアレルギーっぽい症状が出たので、ホコリなどが気になりよく掃除をするようになった」(30歳/総務・人事)

「生まれるまでは、ほこりがあっても全然平気なぐらい部屋が汚かったが、こまめに掃除をするようになった」(40歳/総務・人事)

「少し部屋が汚れていようが見て見ぬフリをしていたが、寝返りでコロコロと色んなところに行くようになり、触ってほしくない物や危ない(汚い)物を口に入れようとしたため、子どもを産んでからは掃除や片付けをこまめにして、綺麗に保つようになった」(25歳/その他)

「特に綺麗好きではなかったけど子供に埃とか良くないと思って、頻繁に掃除するようになって、気付けば綺麗好きになっていた」(31歳/女性)

「大雑把な性格だったけど子供に対する雑菌やウイルスに敏感になって、几帳面に掃除や除菌をするようになった」(23歳/主婦)

「ズボラで部屋が汚れていてもあまり気にならなかったが、子どもが生まれてから部屋などを清潔に保つようになった。自分ももともとアレルギー体質なので、子どもがそうならないように生まれる前から、心がけるようにしていた」(38歳/公務員))

「部屋が片付いていなかったが、子どもが口にいれて危ないものや、触られたくないものを片付けるようになった。おかげで部屋もきれいになった」(30歳/主婦)

何でも口に入れてしまう子ども。思わぬ事故を防ぐためや健康面を考慮し、こまめに掃除をするようになったという声が多かったです。

入るのが面倒臭かったけど、毎日お風呂に入るようになった

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「疲れているときお風呂に入らない日があったが、子どもが産まれてから毎日欠かさず入るようになった」(22歳/主婦)

「面倒でお風呂に入らない日があったが、子どもをお風呂に入れるようになって毎日入るようになった」(41歳/主婦)

「独身の頃は朝にお風呂に入っていたが、子どもが生まれたら、朝にゆっくりお風呂に入らないので夜に入るようになった」(47歳/主婦)

疲れていたり、眠かったりで、どうしても気分が乗らない……。独身時代なら翌朝入ればいいやと、後回しにできたけれど、子どもがいるとそうもいきませんね。お風呂嫌いの方も、子どもをお風呂に入れなくてはいけないので、自然と毎日お風呂に入るようになったとの意見がありました。

後回しのクセを見直し!「時間管理」がうまくなったとの意見も

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「当日に準備をすることが多かったが、子どもがいると思うような時間配分にならないため、前日には終わらせておくことが絶対になり、余裕を持った行動を取れるようになった」(29歳/主婦)

「今日やらなきゃならないことも、一人の時は次の日に先延ばししていたが、子供が生まれてからは、先延ばし出来ないこともすぐにやる習慣がついた」(40歳/主婦)

「時間を守るようになった。予防接種や検診時間に遅れまいとしたから」(59歳/主婦)

「いろんなことを後でやろうとして面倒くさがっていたが、子どもと過ごす時間を優先したいと思ったため、空いている時間にやっておこうという考え方に変わった」(32歳/主婦)

子どもが生まれると、子どものお世話や家のことなどで、124時間では足りないくらい、やることがいっぱい出てきます。後回しにせずすぐやる、スキマ時間を有効に使うなど、時間の管理がうまくできるようになったと実感する方も多いようです。

子どもの発言にギクッ!「言葉使い」に気をつけるようになった

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「子どもが真似して喋るので、言葉使いをすごく考えるようになった」(31歳/主婦)

「口調がきつかった私の真似を子どもがしているのに気づき、言葉使いを改めた」(48歳/主婦)

「子どもは思った以上に親を見ているから、極力ポジティブな言葉を使うようになった」(34歳/主婦)

スポンジのように吸収力に優れている子どもは、親の言動をすぐに真似しますよね。使ってほしくない言葉は親が使わないように気を付けているという方もいました。

子どものおかげで「笑顔が増えた」&「自然と挨拶するように」

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「自分を否定して落ち込む事が多かったが、子どもが生まれてからは自然にニコニコ笑顔でいられるようになった。子どもがとにかく可愛くて仕方ない、生まれてきた事がとにかく嬉しくて仕方なかったからだと思う」(38歳/その他)

「いつもは仏頂面で何を考えているかわからないと言われていたが、子どもが生まれてから子どもの笑顔につられてニコニコ笑っていることが増えた」(28歳/主婦)

「子どもが産まれるまでは“ありがとう”や“おはよう”と言わなかったが、産まれてからは自然と感謝の気持ちを伝えたり“おはよう”“おやすみ”を言うようになった」(28歳/主婦)

何かしてもらったり、助けてもらったら「ありがとう」、悪いことをしたら「ごめんなさい」と、当たり前のことだけど、できていない大人って結構いますよね(苦笑)。子どもの方が、よっぽど素直に感謝や挨拶ができたりします。育児は、そんな当たり前の事にきづかせてくれるものでもあるんですね。

 

子どものためならとご飯作りをがんばれたり、苦手な掃除も意識してするようになったり、ズボラな生活を卒業したという方が多かったです。ママになることでこんなにもステキな変化が自分に起きるなんて、自分でも驚きですよね。

 

文/鳥居優美

 

cstock.adobe.com

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