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大好きなアスパラごはんは、北海道の農家さん直伝レシピで!【お米農家のヨメごはん#5】

こんにちは。富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・11歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らしている、そんな私たちの食卓周りの日常を皆さんにお伝えする連載の5回目。

今回は、今が旬のアスパラを楽しむ食卓と、田植え後の田んぼの様子、そして家族での久しぶりの休日風景をお届けします。

農家仲間からアスパラが届いた!

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我が家は専業米農家で、文字通りお米だけしか作っていないけれど、全国に農家仲間がたくさんいるので、それぞれの農産物をよく物々交換している。

春になると南の方からジャガイモや玉ねぎ、ピーマンに紅茶、イチゴにトマトなどが届き、今は北からアスパラが届いている。

そう!大好きなアスパラの季節だ!

アスパラは鮮度が命!採れたてのアスパラはとにかく瑞々しくて、嘘じゃなくて本当に生でも食べられるくらい。甘みと、ほんの少しのエグミのバランスがたまらないし、立派な太いアスパラだってまったく筋張っていない。茹でても炒めても揚げても何をしても、最高に美味しいお野菜だ!

北海道のアスパラ農家さんオススメの「アスパラごはんの作り方」

今年初めて作ってみたアスパラご飯は、北海道でアスパラを作っている農家さんお勧めのレシピ。

スライスしたアスパラに軽く塩をふって、炊き立てご飯に入れて少し蒸らすだけ。ふんわりアスパラのいい香りがたって、シャキシャキっとした食感も楽しめる。さらにはご飯の甘みも引き立って、アスパラ好きにもご飯好きにもたまらない美味しさ。是非みなさんにも試してもらいたい。

肌寒い日には野菜たっぷりのポトフに!

梅雨に入って肌寒い日が続いている黒部では、6 月でも身体が温かいものを欲っする事が多い。そんな時はポトフが楽ちん。豚バラのブロック肉にしっかりめに塩を振ってラップで包み、冷蔵庫で数日寝かせた塩豚はとにかく万能で、スライスしてそのまま炒めるだけでも絶品だけど、私は煮込み料理に使う事が多い。

アスパラと一緒に、冷蔵庫をゴソゴソあさってあったお野菜、新玉ネギ(あれば新じゃがも入れたかったけどこの時はなかった)と人参を、コトコト火にかけて。味付けはシンプルに塩胡椒とローリエだけで。お肉とお野菜からとってもいいお出汁がでるから、スープの素は絶対に入れない方が美味しい。

田んぼは「水管理」がとても大切なんです

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田植えが終わって、世間一般には農作業も忙しくない時期に入ったと思われがちだけど、実際にはそうでもなく。

水稲という名前がつくくらい稲は水を好むから、朝晩の田んぼの水管理に休みは一切ない。水管理は非常に時間がかかる、とってもとっても大事な作業だ。どんなに大規模な農家さんで、従業員さんを何人も抱ええていても、この水管理だけは社長さんがするというところも多い。

我が家はもちろん、旦那さん1人で50枚ほどの田んぼ全てを見て回る。水を見るとともに、稲の成長具合もしっかりと。ついでに、雑草の生え具合も。まだ目にははっきりと見えないようでいて、実は田んぼの中は雑草の赤ちゃんがうようよ生えていたりする。

除草剤を何回かまけば手っ取り早いけれど、できるだけ農薬に頼らずに稲を育てたいという思いで、チェーン除草という方法で雑草が育つのを抑えようと努力している。雪道でタイヤに装着するあのチェーンを、ジャラジャラと作業機に取りつけた旦那さんお手製のこの農機具で、田んぼの中を走る。と、チェーンが草の赤ちゃんをひっかきまわして抑草してくれる、というわけ。

そんなにひっかきまわして、肝心の稲は大丈夫なの?と思われるかもしれないけれど、稲はもうしっかりと田んぼに根を張っているので、見た目ほど大きなダメージはない。

稲の生命力を信じる。そして人は水を調整して後は見守るだけだ。

娘がどのように過ごしたいのか、自分で考えさせ、選ばせる。親は見守るだけ。

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見守るだけといえば、我が家の娘にも私たちはあまり手をかけない。子どもの自主性に任せるというと言葉はいいけど、実際には、忙しすぎてかまってられないから勝手に生きろスタイル。

たとえば、超農繁期と世間の長期休暇が重なるGWや秋の連休時。 娘をずっと家で過ごさせるのは申し訳ないし、 何より仕事に集中できないし、 お互いにとって環境が良くないのが分かりきっている。

どこにも出かけられず家の中でじっと過ごす事を選ぶのか、 それとも私の実家(千葉)に1人で飛行機か新幹線で出かけて、 おじいちゃん・おばあちゃんにいろんな所に連れて行ってもらって楽しく過ごすのか。

選ぶのは私ではなく、娘。 私としては千葉の私の実家で楽しく過ごしてもらいたいというのが本音だけれど、 娘がどのように過ごしたいのか自分で考えさせ、選ばせる。 小さい頃は千葉に行く事を選択する事が多かった娘だけど、 ここ1.2年は家で過ごす事を選択している。

親が指示するのではなくて、自分の事は自分で考えて決めさせる。 退屈でもつまらなくても自分が決めた過ごし方だから、 あとは自分の時間をどう使うかは自分で考えればいい。 小学校の高学年になって、1人で過ごせる力・たくましさが芽生えてきたのかも。 娘の確かな成長だと感じている。

先日、2か月ぶりの休みが取れたので、家族3人で山間のひなびた温泉に泊まってきた。旦那さんはその地でのマラソン大会に出場し、その間に私と娘は美術館を楽しんだ。夜はゆっくり源泉かけ流しの温泉を満喫。質素だけどその土地の季節の恵みの食事もいただいて。

普段なかなかゆっくりと家族3人で過ごせもしないし、それぞれがそれぞれの仕事や学校などの生活もあるけど、こうして旅先で過ごす時間だけは大事にしたいと思っています。

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