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小学生の習い事「ひとつだけ」に絞るなら?ママが選んだTOP5!不動の人気、水泳を超えたのは

春は子どもの習い事を始めるのに適した時期。体力や運動能力を鍛えるもの、知性を育むもの、感性を磨くものなど、子どもにとってプラスになるものなら何でもチャレンジしたいところですが、実際のところ予算や時間の制約があることを思えば、あれもこれもというわけにはきません。

昨今では習い事も値上げの対象になっているため、余計に頭を悩ませているご家庭も多いのではないでしょうか?

そこで、『kufura』では小中学生のお子さんがいる女性86人を対象に“小学生の子どもの習い事をひとつだけに絞るのであれば?”というテーマでアンケート調査を実施しました。ランキング形式で人気の習い事をご紹介します。

第5位:書道・・・5票

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「書道。字は大人になっても使うし、集中力も鍛えられる」(40歳/主婦)

「書道教室。綺麗な字は大人になったときもとても役に立つと思うから」(36歳/総務・人事)

デジタル化が進んだといっても、まだまだ字を書く機会はなくなりません。筆者は手書きの書類を提出する際など「読みにくくてなんかごめんなさい」といつも申し訳ないやら恥ずかしいやら……。逆に、字がきれいな人を見かけるとそれだけで印象アップしちゃいます。

まさしく美文字は一生もののスキル。子どものうちに身につけておく価値はかなり高いといえるでしょう。

第4位:学習塾・・・7票

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「学習塾。高学年になり急激に勉強についていけなくなってしまったので、苦手な教科だけでもやらせたいです」(34歳/主婦)

「学習塾。中高一貫校に通わせたく中学受験のために必要だから」(45歳/主婦)

進路の選択を広げるうえで、学校の成績は良いに越したことはありません。一口に学習塾といってもさまざまなタイプがあるので、苦手教科の補習から中学受験まで、目的に応じて子どもに合った学習塾を選びたいところです。

第3位:水泳・・・14票

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「水泳。全身運動なので、バランスの良い力がつく」(45歳/主婦)

「水泳。泳げたら将来なにかと便利だと思うから」(53歳/主婦)

過去に実施した習い事アンケートでは、不動の1位だった水泳。今回は“ひとつに絞るなら”という条件付きということもあってか、3位という結果になりました。

トップの座は逃したとはいえ、水泳教室はメリット満載。まず、体力をつけるのにもってこいですし、クロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの四泳法をマスターでき、その過程の進級制で、目的に向かってコツコツ努力する姿勢を培うのにも役立ちます。

第2位:ピアノ・・・15票

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「ピアノ。もともと音楽も好きで向いており、ピアノが上手だということが自信にもなっているから」(50歳/主婦)

「ピアノ。音楽的センスのある子なので才能を伸ばしてあげたく、かつ親の自分が教えてあげられないことだから」(42歳/その他)

芸術系分野にて一番人気なのは、ピアノ。音感が身につき、一説によれば脳トレーニングにもなるといわれています。何よりも、子ども本人が音楽に親しみ、一生ものの趣味にできるのは、かけがえのない財産です。

第1位:英語・・・18票

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「英語。これからの時代、英語に長けていれば人生の選択肢が多い」

「英語。将来絶対必要になることだから、きちんと身につくようにしておきたいし、コミュニケーション能力も上がると思うから」

過去のアンケート調査でも常に上位につけていた英語。今回、“一つだけに絞るなら”という条件付きランキングで初めて首位を獲得しました。2020年度から小学校での英語必修が完全実施されたことに加え、コロナ禍でオンライン教室が充実しつつあることなども人気の背景にあるかもしれません。

その他、こんな習い事も!

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「空手。心も体も鍛えられるから」(45歳/その他)

「息子なのでサッカー。チームワークを経験できること、体を動かすスポーツだから」(44歳/主婦)

「野球。今は野球だけに絞りました。息子が1番やりたいことだから」(28歳/パート・アルバイト)

「スクールバンドのコルネット。人前で発表するという経験や音楽に触れる貴重な経験が必ず成長につながると思うから」(37歳/その他)

 

以上、小学生の子どもの習い事ランキングをご紹介しました。皆さんの声をご参考に、まずは体験教室に参加するなどしてじっくり吟味してみてはいかがでしょうか。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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