子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

【楽器編】子どもに習わせてよかった楽器の習い事は?経験者パパ・ママのリアルな声を紹介

子どもの習い事には、さまざまな種類がありますが、なかでも情操教育によいとされるのが楽器。ただ実際に始めるとなると初期費用もかかりますし、どの楽器を習わせるかは慎重に吟味したいところですよね。そこで『kufura』では、5~12歳のお子さんがいる既婚男女135人を対象に“子どもの楽器の習い事”をテーマにアンケート調査を実施しました。

「子どもにどんな楽器を習わせたことがありますか?」

null

まず、5~12歳のお子さんがいる既婚男女135人に、子どもに楽器を習わせたことがあるかどうか尋ねたところ、結果は以下のように。

「習わせたことがある」・・・50票(37.0%)

「習わせたことがない」・・・85票(63.0%)

子どもに楽器の習い事をさせた経験があるパパ・ママは4割近くにのぼります。続いて、どんな楽器を習わせたのかもうかがいました。

第1位:ピアノ・・・41票

第2位:ギター・・・3票

第3位:バイオリン、ドラム、トランペット、フルート、オルガン、エレクトーン、琴、和太鼓・・・1票

ご覧のとおり、ピアノが圧倒的! 『kufura』が過去に実施した子どもの習い事に関するアンケート調査にて、人気ランキングのトップ3の常連でもあるピアノですが、実際にどのようなメリットがあるのか、経験者の声をご紹介します。

ピアノを習わせてよかったことは?

null

「毎日コツコツと取り組む習慣が身についてきた」(38歳女性/主婦)

「弾けるようになったときに喜びを感じられる」(40歳女性/パート・アルバイト)

「落ち着いた気持ちで何事も対処できるようになったと思う」(47歳男性/総務・人事・事務)

「音感が身につきました。ピアノが弾ければ他の楽器もだいたい出来るので良かったと思います」(26歳女性/その他)

「楽譜が読めるようになったし、音楽の授業で苦労した事がないようで、よかったです」(48歳女性/主婦)

「指先が器用になり、ピアノを弾きながら楽しそうに歌を歌っているので習わせて良かったと思います」(44歳男性/総務・人事・事務)

ピアノはレッスンの日に教室で弾くだけでなく、家でもコツコツ練習を重ねなければ上達しません。目標に向けて根気強く取り組むことを子どものうちから習慣づけておけば、ピアノに限らず勉強でもスポーツでも、さまざまな課題をクリアするときにきっと役立つことでしょう。

その他、音感が身についたり、楽譜が読めるようになったり、手先が器用になったりなど、ピアノを習うメリットは多岐にわたります。何よりも音楽が身近なものとなり、一生モノの趣味になるのが素敵ですよね!

その他、こんな楽器を習わせてよかった!

null

ピアノ以外の楽器を習わせるにはどのようなメリットがあるのでしょうか? 今回のアンケートに加え、過去記事からもコメントをご紹介!

「ドラム、エレキギター。趣味のひとつになっている」(41歳女性/広報・広告・デザイン)

「トランペット。持久力が増えた」(46歳男性/総務・人事・事務)

「ギター。音楽で脳が刺激されて、頭の回転が良くなったと思う」(51歳女性/主婦)

「和太鼓。発表会などが多く度胸がついた」(49歳女性/主婦)

ちなみに、和太鼓は筆者の知人にも、お子さん(10歳の男の子)に習わせている人がいます。一人っ子で人見知りしがちだったのですが、和太鼓では礼儀作法を重んじるため、しっかり挨拶できるようになったのがよかったとのこと。そして、意外にも和太鼓は初期費用が安い! 家で練習できないので、開始に必要なのは数千円のバチのみだったそうです。

もちろん、ピアノなどメジャーな楽器から始めるのもアリですが、あまり知られていない楽器も狙い目かもしれませんね。

どんな楽器を習わせるのがよいかは、子どものセンスや家庭の環境にもよります。今回ご紹介した皆さんの声を参考にしつつ、まずは体験教室に参加するなどして、お子さんが楽しく続けられそうなものを探してみては?

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載