【このお話は…】
担当編集です。
自分の子どもも自分と同じようなタイプだと勝手に思い込んでしまう自分がいます。小さい頃、周りの大人たちから「お母さんに似て○○だね」「お父さんに似て○○だ」という言葉を、何度も聞いていたので、良くも悪くも自分自身が親に似ているのだと感じていたからです。
時代も変わり「子どもは、独立した一人の人間なんだ」ということに気付かされているにも関わらず、根強いその考え方に、ついつい子どものやることを深読みし、自分が経験したツライことは味わわせたくないのだけど、と心配してしまう……。
ちょっちゃんの“予想外すぎる”返答に私も驚くとともに、改めて「子どもは別の人間である」ということを再認識させられました。
ちなみに、集合写真。私は隅っこで写りたいのですが、遠慮の塊みたいになって動かない空気が苦手で、「じゃあさくさく集まろう!」と中の方に入ったりしてしまうタイプです……。
次回、第10回が最終回です。お楽しみに!
なかのいと
漫画家・イラストレーター。
日常の中にある
ちょっと心の動いた瞬間を
漫画で描いています。
初の著書『6570日後 きみは旅立つ』 (1,320円 はちみつコミックエッセイ) が6月15日に発売になりました!