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3位はマヨネーズ!子どもの「好き嫌い克服」に一役買ったアイディア1位は…

多くの母親を悩ませるのが、子どもの「好き嫌い」。いくら好き嫌いが多くても何かしらを食べさせなければなりませんが、とはいえ好き嫌いをそのまま放っておくわけにもなかなか行きません。

思わず呟きたくなることもあるでしょう。「親にとっても子にとっても、苦痛を感じずに嫌いなものを食べられるメニューがあればいいのに……」

そこで『kufura』では、2歳〜12歳の子どもがいる女性107名に、「子どもの好き嫌い克服に一役買ったメニュー」について調査しました。その結果とは?

7割の子どもは「好き嫌い」がある!

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まず、「子どもには好き嫌いがありますか? または過去にありましたか?」と質問したところ、

1 位:好き嫌いが少しある(あった)・・・39.3%

2位:好き嫌いがたくさんある(あった)・・・35.5%

3位:好き嫌いはない(なかった)・・・25.2%

となりました。実に7割以上の子どもに「好き嫌いがある(あった)」ことがわかります。

次に、「好き嫌いがある(あった)」と回答した方に、「子どもは嫌いなものを克服した経験があるか」を聞いたところ、

1位:ある・・・63.8%

2位:ない・・・36.3%

となりました。「ある」と回答した方に、「子どもの好き嫌い克服に一役買ったメニュー」についてさらに詳しく聞いてみました!

3位:マヨネーズ、ドレッシングを使ったメニュー(4%)

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3位は「マヨネーズやドレッシングを使ったメニュー」が挙げられました。

「野菜嫌いだったのが、味噌マヨやドレッシングで食べさせるようになったらたくさん食べられるようになった」(10歳と7歳のママ)

「マヨネーズは万能」(10歳のママ)

「ドレッシングを工夫して作った」(12歳の双子のママ)

野菜嫌いで悩んでいる方は、子どもが好きな味のドレッシングを研究することから始めてみてもいいかもしれません。子どもの好き嫌いの上位に挙げられる「生野菜」を克服できるアイテムとして、マヨネーズやドレッシングが重宝されているようです。

2位:野菜のみじん切りを使ったメニュー(9%)

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2位は「野菜のみじん切りを使ったメニュー」でした。

「野菜みじん切り入りのハンバーグ。練り込まれているから気付かない」(3歳、2歳のママ)

「スペイン風オムレツ。野菜を細かく刻み、大好きな卵に入れ加熱することで、野菜が甘くなり食べてくれた」(4歳のママ)

「ブロッコリーを細かくしてシチューに入れたら食べられるようになった」(6歳のママ)

「ピーマン、ほうれん草を細かく刻んでハンバーグのひき肉に練りこむ」(3歳のママ)

「しいたけが苦手だったが、ハンバーグに細かく刻んで入れたら、食べられるようになった」(9歳のママ)

「苦手な野菜はみじん切りにする」という声が多く集まりました。野菜の食感が苦手な子どもには特に有効なのでしょう。子どもが好きなハンバークやシチューに入れると、抵抗なく食べてくれる傾向があるようです。「野菜のみじん切りのストックを用意しておき、混ぜ込むようにした」(5歳、2歳のママ)というように、ストックを作って冷凍保存しておくと便利ですね!

1位:カレーを使ったメニュー(15%)

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そして1位は、「カレーを使ったメニュー」でした。

「嫌いなものが入っていることに気づきにくい」(12歳、8歳のママ)

「カレーの味に野菜が負けてしまうから」(8歳、3歳のママ)

「細かく切り、見えない様にしてカレー味にする」(6歳のママ)

そのままズバリ、嫌いなものを「カレー」に入れてよく煮込むという声、味付けに「カレー」を使って苦手な味を隠すという声が挙がりました。

きのこにナスにトマトに…克服アイディアメニューとは?

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さて、他にはどんな「好き嫌い克服アイディア」があるのでしょうか?

きのこ

「きのこ類をバター醤油で炒めた。バターの風味が好みだったようです」(6歳のママ)

トマト

「もともとピザが好きだったので、嫌いなトマトをトッピングしたら食べられた」(11歳のママ)

ナス

「ナスが嫌いな子どもに、ナスのゼリーを作った。りんごのような食感になり食べやすかったそう」(6歳と4歳のママ)

ピーマン

「ピーマンの肉詰め。ピーマンが苦手だったが、肉詰めは柔らかさやケチャップ等の効果もあってか食べられるようになり、それから次第に他のメニューでもピーマンを食べられるようになった」(5歳と3歳のママ)

シイタケ

「炊き込みごはん。シイタケの味が薄れるから」(5歳と2歳のママ)

納豆

「納豆オムレツ。納豆嫌いを克服した。卵好きなので一緒にしたら食べた」(7歳と1歳のママ)

子どもの好きなものと苦手なものを組み合わせることで克服したケースが多いようです。

 

野菜嫌いの子どもが多いようですが、どんな野菜がなぜ苦手なのかは人それぞれ。先輩ママの経験も参考にして、お子さんにあった調理法を見つけたいですね。

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