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先輩ママ達の言葉に胸熱!「子どもがギャン泣きして困っているママ」に声をかけるとしたら…

所構わず大泣きする子ども。一方でどうしても泣き止まず困るママ達。なんで今? 何が不満? 聞いても明確な答えはないまま泣き声が響き渡り……、こっちが泣きたいとヘトヘトな気分になったことがある方も多いのではないでしょうか?

『kufura』 では、子育て経験のあるママ達316人に「大泣きしている小さなお子さんを連れた母親が困っている様子を見たときに、話しかけられるとしたらなんと声をかけたいか」を聞いてみました。回答には、優しさ溢れる言葉がたくさんありました!

まずは落ち着いて…「大丈夫ですか?」

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「大丈夫? 大変だよね。手伝えることがあったらなんでも言ってね」(32歳/主婦/子ども:小学生)

「大丈夫、子どもは泣くのが仕事だから!」(33歳/学生・フリーター/子ども:小学生)

「子どもは泣くのが仕事だから大丈夫。 イライラすると気持ちが伝わるからほっとくくらいの気持ちで気楽に」(39歳/その他/子ども:小学生 ・中学生・高校生)

子どもの癇癪でどうしようもなくなっている時に、ひと言「大丈夫?」の声をかけられるだけでホッとすることありますよね。先輩ママの優しいひと言。たとえ見知らぬ人でもありがたい言葉です。

ちょっと話を聞いてあげたい「どうしたの…?」

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「子どもにどうしたの?と声をかける」(36歳/学生・フリーター/子ども:未就学児・小学生)

「どうしたの~~??と言って子どもにも話かける」(46歳/総務・人事・事務/子ども:小学生・中学生)

ママではなく、泣いている子どもに声をかけたいという声もたくさんありました。面識のない大人に「どうしたの〜?」と言われることで、子どもが一瞬でも気を逸らすことができそうですよね。ママが声をかけても甘えて効果がない時に効き目ありそう……、助かるひと言かもしれませんね!

「何かお手伝いできること」はありますか?

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「子ども少し見てましょうか?と言ってあげたい。泣き止むくらいまで」(44歳/主婦/子ども:小学生)

「何か手伝いましょうか?と助けたいです」(37歳/主婦/子ども:小学生)

「何も言わない。お母さんにばれないように子どもをあやす」(48歳/主婦/子ども:小学生)

「あ! あれなぁんだ!って子どもの気持ちをそらせる」(44歳/主婦/子ども:小学生)

何かできることをしてあげようという気持ちが「何か手伝いましょうか」のひと言に繋がるのでしょう。外で大泣きされ、恥ずかしさや、迷惑をかけないかなど、色々な思いが錯綜している時に言われると、ほろっときてしまいそうです。

筆者は双子が乳児だった時に2人同時に泣かれ、見知らぬママに「どうしたの〜? 大丈夫〜?」と優しく声をかけてもらった経験があります。泣いていることも否定せず、大丈夫よと肯定されたことですごく楽になった思い出があります。また、

「荷物運びましょうか」(41歳/主婦/子ども:小学生・中学生)

と、ママや子どもに直接問いかけるものではなくても、優しさが伝わる言葉もありました。

共感…「気持ちわかります!」

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「気持ちとてもわかります。私もよくこうなるから。がんばってるね。(できればこちらを気にせずスルーしてほしいこともわかってる)」(39歳/主婦/子ども:未就学児小学生)

「どうしたんですか? わかります、見ているお母さんの方もつらくなりますよね。この泣き叫ぶ感じ、なかなか止まらないですよね」(33歳/主婦/子ども:未就学児小学生)

「気持ち分かりますよー。大変だけど少しづつ楽にはなってくからね!」(43歳/主婦/子ども:小学生)

「うちもいつもそうなので、気持ちすごーーーーーく分かります。頑張ってください。周りは全然迷惑だと思ってないです」(35歳/主婦/子ども:未就学児・小学生)

「子どもにシールや折り紙をあげる。お母さんにはあまりアドバイス的なことは言わない」(34歳/主婦/子ども:未就学児・小学生)

特に何をしてほしいわけではなくても、ちょっとした励ましをもらうと元気になれることありますよね。言葉がなくても、気持ちに寄り添ってもらうだけで、気持ちが通じることもあります。しんどい状況の中、ママの気持ちを汲み取ってもらうことで、温かい気持ちになって、思わずジーンとしてしまう瞬間かもしれません。

励まして勇気付けてあげたい「頑張って!」

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「あなたは充分がんばってる!」(40歳/主婦/子ども:小学生)

「私も子どもがいるから、分かります。お互いに頑張りましょう」(41歳/主婦/子ども:未就学児・小学生)

「ママ、頑張って!と抱きしめてあげたい」(47歳/主婦/子ども:小学生・大学生)

「お母さんも一緒に大泣きしたい気持ちやね。乗り越えて頑張ってね!」(45歳/その他/子ども:小学生・中学生)

「今は大変だけど、もう少ししたら子どももしっかりするよ! 今のままで大丈夫だから、がんばって!」(29歳/総務・人事・事務/子ども:未就学児・小学生)

毎日ヘトヘトになるまで頑張って、育児に翻弄されるママ達。これが永遠に続くように感じられても、実際にはその時は長くは続かないのでしょう。絶対に楽になるから頑張って!と経験者に言われることで、一瞬でも肩の荷がおりて楽になりそうな気がしませんか?

まだまだある、勇気付けの言葉

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「今だけだよ。本当にあとちょっとするだけで変わってくるから。今は必死すぎてそんな姿も見てるのつらいだろうけど、全身で泣いて訴えてくる貴重な時期だから、大変だけど楽しんで」(38歳/主婦/子ども:小学生)

「子どもは泣くのが仕事みたいなものだから迷惑かもしれないとか思わないで。周りの人たちもちゃんと分かっていますよ。お母さん、がんばれ!」(41歳/主婦/子ども: 小学生)

「すぐに大きくなって、こんなに大泣きして困ったんだよーと笑って子どもに話すことができますよ。今は大変だけど、長い人生のうちの一瞬だから、気持ちを楽にね」(47歳/主婦/子ども: 小学生)

日々の余裕のなさが育児を楽しめなくすることもありますよね。でも、そこをしっかりと受け止めてもらって、「今は大変だけど、すぐ終わるよ!」と言われるだけでちょっと気持ちが潤うこともあるのかもしれません。

 

いかがでしたか? 育児は24時間待ったなしで、余裕がなくしんどく感じているママも多いことでしょう。そんな時は周りに少しだけ甘えて、先輩ママ達の声に耳を傾けると「また頑張ろう」と前向きな気持ちになれるかもしれません。

実際に声をかけてくれる先輩ママ達は少数派だと思いますが、声をかけられなくても心の中では応援してくれているようです。まだまだ育児が続くママ達、しんどいな〜と思ったら、先輩ママ達の声を思い出してみてください。

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