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家族でやると盛り上がる!昔ながらの「アナログゲーム」皆のイチオシはこれ

トランプやオセロといった、電源を使用せずに遊べるカードゲームやボードゲームなどを「アナログゲーム」といいますが、自宅で過ごす時間が増えているいま、子どもとアナログゲームを楽しんでいるご家庭も多いようです。

今回kufuraでは、小学生以下の子を持つ親267人に「家族でやると盛り上がるアナログゲーム」を調査しました。すると昔ながらのアナログゲームが、長く愛される理由も見えてきました!

思考力や集中力も養える!「将棋」

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「将棋は頭を使うので一石二鳥」(40歳/男性/その他)

「奥が深いですし、頭が良くなる」(54歳/男性/金融関係)

「将棋崩し。崩したら負けとルールも分かりやすいから」(33歳/男性/総務・人事)

「金ころがし(別名:回り将棋。将棋盤と駒を使ったすごろくに似た遊び)という、マイナーなゲームで楽しんでいる」(64歳/男性/その他)

史上最年少でプロ棋士になった藤井聡太さんの登場で、将棋に感心を持った親子も多いのでは? 将棋を通して集中力や、先を読む思考力など考える力がつくともいわれています。親子で繰り返し遊んでいるうちに、地頭も鍛えられそうですね。

億万長者を目指して!「人生ゲーム」

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「人生ゲームは壮大な内容が多いから大人でも楽しめる」(37歳/女性/主婦)

「分かりやすく、そこそこ時間がかかるので遊びごたえがある」(49歳/男性/営業・販売)

「社会の経済観はこんなものなのかと興味をもって接してくれています」(38歳/男性/コンピュータ関連技術職)

就職や結婚、家の購入などを経験しながら、億万長者を目指す「人生ゲーム」。プレイヤーの人数が多いほど、いろんな波瀾万丈な人生が見られて盛り上がりますね。お金を稼いだり、借金したりと、お金が絡んでくるあたりもリアルで大人も楽しめると人気でした。

遊びながら学べる!「百人一首」「花札」

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百人一首

「上の句と下の句を勉強できてよい」(43歳/男性/営業・販売)

「歌も覚えられ、一石二鳥。誉めると喜ぶ」(45歳/女性/総務・人事)

花札

「花札。季節の勉強ができるから」(36歳/男性/その他)

「花札は暗算で数を数えて勝ち負けを決めるのが楽しいようだ。勝敗表をつけて楽しんでいる」(44歳/女性/主婦)

映画化もされ大人気のマンガ『ちはやふる』の影響で、百人一首に興味を持つ子どもも多いようです。「百人一首」を通じて古典に触れたり、「花札」では季節の花を知れたり、遊びながら学べる点も魅力です。

親子で真剣勝負!「オセロ」

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「子供の負けず嫌いがよくみえて楽しい」(39歳/男性/総務・人事)

「シンプルだけど、頭を使うゲームなので面白い」(51歳/男性/その他)

「ルールがシンプルなので子供も楽しみやすい」(34歳/女性/主婦)

「オセロは、小さい子相手だと勝たせてやるように置いておき、勝てる喜びを味わってもらう」(41歳/女性/総務・人事)

オセロは、ルールも簡単で分かりやすく、子どもも理解しやすいので親子で遊ぶゲームとして良いですね。慣れてくると将棋と同じで先を読む力、集中力も必要となってきます。シンプルなゲームですが奥が深く、やればやるほど面白味も増していくようです。

親子3世代で盛り上がる!「かるた」

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「昔ながらの遊びなので、じいちゃんばあちゃんも一緒に楽しめる」(35歳/男性/学生・フリーター)

「ことわざを覚えるし一石二鳥」(35歳/女性/主婦)      

100円ショップでみつけた四文字熟語かるたで遊んでいる」(56歳/男性/営業・販売)

こちらも人数が多い方が盛り上がる遊びですね。子どもは吸収が早いので、ことわざや四文字熟語などを題材にしたものだと、遊びながら自然と覚えるといった嬉しい効果もあるようです。

その他、「家族のことをテーマにしたかるたなど、自作のかるたを作っている」(43歳/女性/その他)という方も! 家族ならではのネタなど、オリジナルのかるたは楽しそうですね!

カードゲームの定番!「UNO」

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「昔からあるカードゲームでいつやっても楽しい」(46歳/男性/営業・販売)

「わざと派手に負けると子供が喜ぶ」(44歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「ちゃんとノートに記録して順位をつけたり罰ゲームを設けると盛り上がる」(44歳/女性/主婦)

「子供たちが意外と強い! 笑いが絶えない」(45歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「娘がカードが飛び出る『UNO ATTACK』を持っている。ボタンを押すとカードが大量にでてきてワーと盛り上がる」(39歳/女性/その他)

昔から、パーティーゲームなど大勢が集まって遊ぶとして定番人気の『UNO』。いろいろと“ローカルルール”が存在していて、初めて夫婦でゲームする時“そんなルール知らない”ってことが出てきたりします。順位をつけたり、最下位の人がご飯を作るなど、家族で工夫して楽しんでいる方が多かったです。

「すごろく」「ジェンガ」など、少数派をみてみましょう!

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ここで少数意見をご紹介します。

「すごろく。数を数える練習にもなっている。数をちゃんと数えられる事が嬉しいので、サイコロをふるたびに楽しんでいる」(41歳/女性/その他)

「ジグソーパズルを黙ってやるのも意外と楽しい。ピースがはまると二人とも嬉しい」(43歳/男性/営業・販売)

「ジェンガ。スリルがありドキドキ感が盛り上がります」(42歳/女性/その他)

「間違い探し。大人でも難しいのに案外子供が見つける」(37歳/女性/その他)

「麻雀は算数の暗算も使うし、頭を使うし、競いあえて楽しい」(45歳/男性/総務・人事)

「すごろく」はゲームのルールが分からない小さいお子さんの家庭でも楽しめるとの声がありました。親子で「ジグソーパズル」は、子どもと達成感を共有できそうですね。

1番人気は「トランプ」!お気に入りの遊び方は…

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「トランプは何通りも遊び方があるので飽きずに楽しめる。さらに2人から大勢まで、人数を問わず遊べるので楽しい」(22歳/女性/主婦)

今回、最も多くの票を集めたのは「トランプ」でした。特に遊び方で人気だったのは、「ババ抜き」です。その他の遊び方と共に、みんなのお気に入りの理由をみてみましょう。

ババ抜き

「ゲームも簡単だし色々な駆け引きとかもできるから」(36歳/男性/その他)

「ルールもわかりやすく、誰がババを持っているかで盛り上がる」(30歳/女性/総務・人事)

「家族でやるとジョーカーをとった人は転げまわって喜ぶ。本来はいらないカードなのに……」(75歳/男性/営業・販売)

「子供がババを持っていると行動にでるので、周囲にすぐにバレる。それも面白い」(48歳/男性/その他)

「ババ抜きはルールが簡単で5歳の子供も出来るから」(34歳/男性/公務員)

神経衰弱

「子供の記憶力を伸ばすのにいいと思っています」(30歳/男性/その他)

「チーム戦にしたりすると楽しみが増える」(37歳/女性/主婦)

「子供が意外と記憶力があり、回数を重ねうちに獲得するカードも増える。気づくと白熱のバトルになっている」(52歳/男性/コンピュータ関連技術職)

七並べ

「ルールがシンプルで分かりやすいので盛り上がる」(55歳/男性/その他)

「時間がかかり長く家族で楽しめる」(68歳/男性/その他)

「相手がカードを置けない様に、ちょっと意地悪したりして盛り上がります」(50歳/男性/総務・人事)

ほかにも、「スピード。いかに速くカードを出して上がるか、結構本気になってやっています」(48歳/女性/主婦)、「大貧民。大逆転があった際に盛り上がる」(43歳/男性/研究・開発)」という声も挙がっていました。

 

いかがでしたか?

テーブルを囲んで遊ぶ「アナログゲーム」は、体は動かしませんが、頭は意外と使うので、頭の運動にもなるようですね。

お家にいる時間が長いと、つい何となくテレビをつけて、ダラダラと過ごしてしまいがちですが、家族がそろっているいまこそ楽しめる方法を探ってみてくださいね。

 

文/鳥居優美

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