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息苦しい、蒸れる…夏場のマスクをつけての外出を少しでも涼しくするための工夫

長かった梅雨が明け、ようやく本格的な夏がやってきました。今年の夏は外出するときマスクが手放せませんが、夏のマスク生活は暑い、息苦しい、蒸れる、汗でベッタリしてしまうなど、本当に不快でつらいものですよね。そこで『kufura』では、20~50代の女性394人に、「夏のマスク生活を快適にするためにしている工夫」を聞いてみました。

ひんやり涼しい夏用の冷感マスクを使う

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「冷感マスクを買いました。息苦しさと口元の熱感が軽減されて、マスク生活が少しだけ快適になりました」(44歳/主婦)

「夏用の涼しいマスクを購入しました。接触冷感素材が使われていて、つけている間も涼しいです」(51歳/その他)

「夏用に冷感マスクを買いましたが、普通のマスクより少しだけ涼しいような気がします」(43歳/主婦)

「冷感マスクを購入。つけ始めは少しだけ涼しさを感じることができますが、つけ続けているとひんやり感がなくなってしまうのが残念です」(40歳/主婦)

夏のマスク生活を快適にするために、夏用の冷感マスクを使っているという人がたくさんいました。夏用の冷感マスクは、暑さや息苦しさを軽減するためのさまざまな工夫が施されているので、普通のマスクよりも涼しく、快適。さまざまなメーカーからいろいろな商品が販売されているので、ぜひ自分の好みに合う快適なマスクを探してみてください。

口元に張り付かない圧迫感のないマスクを使う

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「マスクの形状をプリーツ型ではなく、クチバシ型のものに替えました。口や鼻の周りに空間ができるので、息苦しさが改善されて快適になりました」(37歳/総務・人事・事務)

「スポーツ衣料ブランドのマスクを買いました。鼻から口にかけて立体感があるので、息苦しさがなく、風通しもよくて熱がこもりません」(53歳/会社経営・役員)

「マスクを少し緩めのものに替えたら、口元や鼻周りの張り付き感や圧迫感がなくなって、つけているときの息苦しさが軽減されました」(50歳/主婦)

「夏場は、普通のマスクからフェイスカバーに替えました。下の部分がヒラヒラしていてマスクよりも圧迫感がない分、つけている間も涼しく感じます」(52歳/主婦)

マスクを圧迫感のないものに替えるのも、暑い夏を乗り切るための工夫としておすすめです。鼻から口だけでなく首元まで覆えるものもあるフェイスカバーや、口や鼻の周りに空間ができる形状のマスクなら、口元にペタリと張り付くものよりも息がしやすいので、息苦しさが改善されて暑さも緩和される様子。

また、夏場の不織布マスクはかなり暑くて不快なので、「不織布マスクから布マスクに替えたら、息苦しさが軽減されて快適になりました」(42歳/その他)というように、今の時期だけ一時的に布マスクに替えてみるのもいいかもしれません。

通気性のある夏用の薄手マスクを手作りする

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「さらしだけを使った薄手のマスクを作りました。ガーゼを何枚か重ねたマスクよりも涼しくて快適です」(58歳/主婦)

「自分で作ったマスクをつけていますが、しっかり汗を吸い取ってくれるので、あまりマスク内が蒸れたりすることもなく快適です」(36歳/主婦)

「薄手の生地を使ってマスクを手作りしました。今まで使っていたマスクと違い、口元の暑苦しさがだいぶ軽減されました」(42歳/主婦)

「薄い生地でマスクを作ったところ、通気性が良くて、暑い日でも蒸れる感じがなくなりました」(39歳/その他)

「シルク生地でマスクを手作り。さらにノーズパッドを入れて口元に空洞を作り、マスク内を涼しく保つようにしています」(39歳/その他)

薄手の生地を使って、夏用マスクを手作りしている人も多いようです。薄い生地を使うことで通気性が良くなるため、マスク内は蒸れることなく、涼しく快適。ただ、通気性がいいということは、ウイルスを防御する役割においては気になるところなので、その点を念頭に置いたうえで使用するようにしましょう。

冷感スプレーやハッカ油などで暑い日もスースー快適

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「マスク専用の冷感スプレーを内側に吹きかけています。ただ、つけた直後はけっこう涼しさを感じられますが、しばらくすると効果がなくなってしまいます」(55歳/その他)

「マスクの両面にクールミントマスクスプレーをかけてから、マスクをつけています。暑い日でも口元がスースーして心地いいです」(52歳/主婦)

「マスクの内側にハッカ油をスプレーしています。メントールの清涼感がしばらくの間続くので、マスクをつけていても涼しさを感じることができます」(45歳/主婦)

「マスクにハッカ入りのアロマスプレーをつけています。息苦しさは改善されませんが、体感温度が下がるので、なんとなくスッキリする気がします」(48歳/会社経営・役員)

冷感スプレーを活用するのもおすすめです。マスクに吹きかけると、口元がスースーするので、なんとなく暑さから解放された気がする様子。ただ、効果はあくまで一時的なものなので、長時間外出する必要があるときなどは、ほかの暑さ対策も組み合わせたほうがいいかもしれません。それと、マスクに吹きかけて使用してよいスプレーかどうかも、事前に注意書きを読んでからご使用ください。

顔や首元を冷やしてマスク内を涼しくする

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「首にかけるタイプの携帯扇風機を使っています。顔周りや首元を冷やすことで、マスク内に熱がこもりにくくなる気がします」(44歳/その他)

「顔周辺が蒸れないようにするために、日傘をさしています。顔に日差しが当たりにくくなるので、マスクの蒸れもあまり感じなくなりました」(23歳/主婦)

「顔をうちわであおぐと、マスク内の汗や蒸れが多少解消されて涼しくなります」(37歳/その他)

「冷却機能のあるスカーフを買って、首に巻いています。首周りを冷やすことで体温が下がるので、暑い日にマスクをつけていても過ごしやすくなりました」(46歳/その他)

顔や首元の暑さ対策をすることによって、マスク内の暑苦しさを改善しているという人もいました。暑さを緩和するためには、日傘やうちわ、携帯扇風機などのアイテムを活用するのがおすすめ。特に、首元を冷やすと体温が下がるので、冷却機能のあるスカーフなど効果的です。

「ウェットティッシュでこまめに顔や首元を拭くようにすると、ひんやりしてマスクの暑苦しさが気にならなくなります」(38歳/主婦)というように、ウェットティッシュなどを使って、こまめに顔や首元を拭くのも気持ちが良さそうですね。身体を拭くとひんやりするボディシートも売られているので、活用してみてはいかがでしょうか。

様子を見ながらこまめにマスクを外す

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「外に出る時間をできる限り短くするとともに、ほかの人とソーシャルディスタンスを十分にとったうえでマスクを外すようにしています」(30歳/その他)

「あまり人がいないところではマスクを外して、ちょっとひと息つくようにする。これだけで息苦しさが改善されて、少し快適になります」(44歳/主婦)

「周りの様子を見ながら、マスクをこまめに外す。ちょっと外すだけで、汗が飛ぶような感覚があり、暑さも和らぎます」(41歳/金融関係)

「マスクをしなくても良さそうな場所では、外すようにしています。暑さが和らぐのはもちろん、熱中症予防にもなるので安心です」(31歳/主婦)

暑さや息苦しさが耐えられない場合は、ガマンせずに一時的にマスクを外すのもおすすめです。もちろん周りの様子を見ながら、近くに人がいない場合のみということになりますが、一時的にマスクを外すだけでも、暑さや息苦しさはかなり改善されるようです。

冷蔵庫で冷やすなどほかにはこんな工夫も!

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「マスクを冷蔵庫で冷やしてから使うようにすると、しばらくは冷たくて快適です」(38歳/営業・販売)

「霧吹きを使ってマスクを少量の水で濡らすと、少しだけ涼しく感じられます」(37歳/主婦)

「マスクの中に小さな保冷剤を入れています。涼しい感じはしますが、ちょっと重いので着け心地はイマイチです」(37歳/主婦)

「ガムを噛んで口の中に清涼感を与えるようにしています。少しだけですが、マスクをつけていても涼しさを感じることができます」(54歳/主婦)

「こまめに水分を摂るようにすると、のどの渇きが潤うので、マスクをしていても涼しく感じられます」(20歳/学生・フリーター)

ほかにも、夏のマスク生活を快適にするための工夫はいろいろ。マスクを冷蔵庫で冷やしたり、水で濡らすと、ひんやりした着け心地で気持ちが良さそうですね。また、ガムを噛んだり、水分を摂るなどして、口内に清涼感や潤いを与えるのもおすすめです。

いかがでしたか? マスクの暑さや息苦しさを完全に取り除くのは難しいかもしれませんが、工夫次第で夏でもかなり快適なマスク生活を送ることができる様子。ご紹介した皆さんの工夫を参考に、暑い夏のマスク生活を乗り切っていきましょう。

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