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いまこそ快適な睡眠を!パジャマ&ナイトブラで寝付きがよくなるってホント?

外出自粛、テレワーク、子どもたちの休園・休校と、日本中が慣れない生活に奮闘する日々、ストレスを溜めながら頑張ってきたママたちも多いことでしょう。

健康を守るために何より大切な睡眠。最近は不安な心理からか悪夢を見る人が増えているというニュースもありました。みなさん、毎日しっかり眠れていますか? 

そこで、今回は上質な睡眠を得るための「睡眠とパジャマ」の意外な関係性について、下着メーカーでおなじみの株式会社ワコールに教えてもらいました。快適な睡眠には、パジャマに着替えて眠る「入眠儀式」が実は大切だったんです!

パジャマを着ると寝付きにかかる時間が約9分短縮できる!

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株式会社ワコール(以下ワコール)と睡眠計など健康医療機器でおなじみのオムロンヘルスケア株式会社(以下オムロンヘルスケア)が、「パジャマに着替えること」が実際の睡眠にどのような影響を与えるのか、共同で行った実験によると、

パジャマ以外を着用(パジャマに着替えずに就寝)と、パジャマ着用(ワコール「睡眠科学」パジャマを着用)の眠りを、オムロン睡眠計HSL-101で測定したところ、パジャマを着用した方が寝付くまでにかかる時間が約9分短縮されたことが分かりました。

さらに、夜中の目覚め(中途覚醒)の回数も、パジャマ以外を着用した場合は平均3.54回だったのが、パジャマ着用の場合は3.01回となり、約15%減少しました。つまり、パジャマを着用した方がぐっすり眠れる時間が増え、睡眠効率も上がることが実証されたんです。

パジャマ着用で寝付きにかかる時間が約9分短縮。
パジャマ着用で夜中の目覚め回数が約15%減少。

※国内在住で睡眠疾患などの疫病を患っていない20〜40代の中でも、普段パジャマに着替えずに1人で就寝する男女30名(男性10名/女性20名)を被験者として実施。

機能性パジャマで、快適な睡眠を手に入れよう!

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画像/ワコール 睡眠科学「ふわごころ」

良質な睡眠をとる第一歩として、寝付きの時間を早くするためにもパジャマに着替えることは実はとても重要だったんですね。では、どんなパジャマを選ぶとよいのでしょうか?

最近は、着心地のよい素材にこだわったもの、寝返りをうった時に不快感がないよう縫製されているもの、通気性がよく快眠しやすいものなど、眠りやすい工夫が施された機能性パジャマがいろいろ出ています。

自分にあったお気に入りの一枚を持っておくだけで、入眠スイッチを上手にONできそうですね!

機能性パジャマの参考に、ワコールが展開する「睡眠科学」パジャマを見てみましょう。

◆心地いい手触りの「ふわふわパジャマ」でぐっすり

綿100%で、ソフトで優しい肌触りが特徴のパジャマ「ふわごころ」。綿花の中でも天然油脂分が多く、独特のなめらかさを持つインド綿の超長綿を使用しています。

肌に当たる面はフラットですが、表面は凹凸のあるワッフル調に編み立て、通気性がよく、ふわふわの着心地に。着ていることを忘れてしまいそうな軽さも魅力です。ふわふわの生地に包まれて、ぐっすり気持ちよく眠れそうですね!

 

睡眠科学 ふわごころ パジャマ/16,500円〜(税込)

サイズ:M、L、LL(カラーは4色)

◆快適な睡眠へと導く「寝返りをうちやすいパジャマ」

寝ている間に無意識に行っている寝返り。長時間同じ姿勢で寝ていると同じ位置に体の圧力がかかりますが、寝返りをうつことでその負担を軽減したり、寝具内の温度や湿度を調整したりする働きがあるそうです。そこでワコールが考えたのが「寝返りを考えたパジャマ」。

寝返りをうつ時に腕を上げる動作が多いことに着目し、アームホールの下にゆとりを入れることで、腕の動かしやすさを追究しました。トップスも長めの仕様で、腕を上げて寝ても裾がずれにくく、伸縮性のある織物素材でほどよいゆとりがあるので、寝返りをうった時のつっぱり感を軽減。スムーズに寝返りをうつことができるので、ぐっすりと深い眠りにつけそうです。

 

睡眠科学 寝返りを考えたパジャマ/17,600円(税込)

サイズ/M、L(カラーは3色)

◆ナチュラルな大人ワンピで涼やかに

最後は作家、画家、デザイナーとして幅広く活躍し、パリやニューヨークでも注目されている俣野温子さんがデザインした一枚を。太めの線画の「野の花」をシンプルな配色でプリントしました。

暑い季節にさらっと心地よいボイルシャーリングを使った7分袖のワンピースで、甘くなりすぎない大人かわいいテキスタイルとカラーが素敵。ふんわりしたシルエットも涼感があり、これからの季節にぴったり。贈り物にも喜ばれそうですね。

 

アツコマタノ パジャマ(ワンピース)/13,200円〜(税込)

サイズ/M、L、LL、3L(カラーは3色)

「ナイトブラ」で就寝中のバストを重力から守ろう!

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さらに、ワコールの研究によると、就寝中に寝返りをうつ度に、バストの皮膚が重力で伸ばされているそう(……怖いですね!)。バストは大きさに関わらず、「常に重力との戦い」と言っても過言ではないそうです。「寝ている間も形が崩れそうで心配」「安定せずに落ち着かない」などの理由で、ブラジャーを着けて就寝している女性も多く、その一方で「締め付け感が気になる」「ワイヤーが当たる」などの悩みも多くあったと言います。

そこで、ワコールでは寝ている時のバストを安定させ、心地よく眠るための寝る時専用ブラジャー『ナイトアップブラ』を2004年より販売。

ナイトアップブラ BRA155/4,180円〜(税込)

サイズ:M、L、LL、3L(カラー7色)

就寝中のバストは、背中や脇に向かって下に重力がかかっていて、さらに、寝姿勢(仰向け・横向き)のバストは、下だけでなくデコルテ方向や脇方向、前中心側など、上下左右に広がっているそうです。そのような状態のバストを包み込んで安定させるのが「ナイトアップブラ」。適正な位置にバストを安定させ、睡眠中の不快感を和らげ、心地よい眠りへと誘ってくれます。

ブラジャーは就寝中着けない派でしたが、これは今すぐにでも始めないと! 最近は、柄やサイズも豊富になっています。寝ている間もバストを重力から守ってくれるなんて、女性の強い味方ですね。

「ナイトブラ」着用で寝付きにかかる時間が約4分短縮!

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さらに、ワコールとオムロンヘルスケアの実験によると、寝る時用のブラジャーを着けずに寝た時(ワイヤーブラジャーを着けて寝る、何も着けずに寝る)と、「ナイトアップブラ」を着けて寝た時では、「ナイトアップブラ」を着けて寝た時の方が寝付きにかかる時間を約4分短縮できることも分かりました。

また、ぐっすりと眠る時間(10分間連続した体動がない睡眠)が約12分増加し、約7割の女性が眠りの満足度が上がったと実感したそう。これはますますナイトブラの必要性を感じます!

ナイトアップブラ着用で寝付きにかかる時間が約4分短縮。
ナイトアップブラ着用でぐっすりと眠る時間が約12分増加。
約7割の女性が睡眠の満足度が上がったのを実感!

※20〜40代の女性20名で、就寝の際、寝る時用のブラジャーを着けずに寝ている人で実施(日中用のワイヤーブラジャーを着用、もしくはブラジャーなどを着けずに寝ている)。就寝時に1人であることを基本条件として全国の応募者より選定。

在宅で仕事をしていると、普段よりも生活にメリハリがなくなりがち。ONとOFFのスイッチを切り替えるためにも、そして免疫力を高めるためにも、上質な睡眠は最重要。パジャマに着替える、ナイトブラを着けるなど、衣類の工夫をしながら、今こそ心地よい睡眠を手に入れてくださいね!

 

記事協力/株式会社ワコール

構成・文/岸綾香

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