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「スタイリング剤ギライ」の私が毎日使いたくなる、究極に心地良いシリーズ見つけました!

ワックス、ヘアクリーム、セットスプレー……雑誌や女優さんたちの素敵なヘアスタイルには、ほぼ確実に何かしらのスタイリング剤が使われています。もちろん髪は素敵な方がいいけれど、スタイリング剤は苦手っていうオトナの女性の方が、実は多いのではないでしょうか。

この秋、スタイリング剤ギライの人にこそ使ってほしい、とにかく気持ちのいいスタイリング剤が発売になりました。開発したのは、32歳の人気女性美容師さん。女性だからこそ、毎日お客さまと接しているからこそ、の視点でできたこのシリーズは、私たちのスタイリング剤に対する思い込みをくつがえしてくれる、使い勝手のよさなんです。その開発のきっかけや、彼女の思いをききました!

私たちが、スタイリング剤が苦手な理由ってなんだろう…?

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美容エディターの私も、スタイリング剤が苦手なひとり。何が苦手って、まずそのつけ心地。最近ではナチュラル成分のバームやオイルなどがあるものの、バームは髪がベタつく気がするし、つけている髪が頬や首筋に触れるのもちょっと気になる。オイルは髪が重くなったり、逆に軽くても乾くと余計にパサついてしまうこともあります。

それから美容師さんのようにうまく使いこなせないということも苦手な理由のひとつ。朝は、広がるからまとめてしまえ〜! と、多忙を理由に何もつけずに後ろでひとつ結びでおしまい。でも、昼頃にふと鏡をみると何だか毛先がチリチリしているわ、アホ毛は飛び出しているわで、いかにもひっつめ風。自分で自分にがっかり、なんてこともしばしばです。そんな私のような不器用な人にこそ価値があるスタイリング剤が、この秋、登場しました!

まるで「スキンケアコスメ」のようなスタイリング剤に驚き!

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私はこれまで、ワックスもセットスプレーも顔につけたいと思ったことは一度もありませんが、これは、どれも顔に浴びるほどつけてみたい!と思ってしまうほどの心地よさなんです。それでいて、テクニックいらずでヘアが整いますuka hair stying seriesの5品は、簡単に旬の“質感”がまとえるスタイリング剤なんです。今までのものとは明らかに違う触れ心地。

このシリーズのヘアクリームには、実際「手に残った分は、そのまま肌になじませてお使いください」という表記があるんです。これって安心ですよね!

日々お客さまと接する「女性美容師が開発」したからこその、使いやすさと心地よさ

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開発したのは、オトナ女性から信頼の厚いトータルビューティサロン『uka 』に勤務する、33歳の女性美容師、保科真紀さん。有名な美容家や美容ジャーナリストにも認められるヘアデザインのセンスで、多くの常連顧客を抱える人気スタイリストです。一方で、一般女性にヘアアレンジを教える「まとめ髪レッスン」を企画し、多くの女性たちにセルフアレンジの指導もしてきました。

サロンの看板スタイリストで、ヘアデザインを心から楽しんでいた彼女が、製品の開発という裏方仕事に従事したきっかけは、突然彼女を襲った病気にありました。「顔面麻痺」です。

一般の女性がコレを使うとき、何ができて何がわからないのか、を基準に

このスタイリングシリーズの開発に携わった人気美容師・保科真紀さん。彼女が教えるまとめ髪レッスンは「わかりやすい」「自分でできるようになった!」と評価が高い。

「麻痺の影響で、2カ月の間に顔の左半分がどんどん落ちていきました。その怖さと言ったら鏡はまともに見られないほど。しかも左側が落ちるにつれて右側も引っ張られていくので、とにかく痛い。常連のお客さまには病気のことを重くならないように話して、サロンワークは続けていたのですが、美容に携わる者として、自分の顔が崩れていくことは、なんともつらい事でした」

そんな状況の中、サロンの仕事から一歩引いて、製品開発の仕事に本腰を入れ始めた保科さん。

「すでに新しいスタイリング剤の開発は進んでいて、製品の試作もできていました。それを見た時、あれっ、と違和感があったんです。美容師が使うには確かにいいのですが、今回のスタイリング剤は一般の女性たちが自分の手で毎日のキレイを作ってもらうためのもの。これは、彼女たちが自分で使いこなせて、毎日使えるものだろうか、と

プロにとって「使い勝手がよい」ものが、一般の女性にとって必ずしもいいとは限らない。思いを馳せたのは、ヘアアレンジレッスンを受けにきていた女性たち。まとめ髪を素敵に作ることは、一般女性にはなかなか難しい。彼女たちは何ができなくて、何がわからなかったのか? ほしいのは、テクニックいらずで素敵な髪が自分で作れて、1日中キープできて、髪の傷みをケアしてくれる……そんなスタイリング剤。答えを求め、日々修正を重ねる毎日が始まります。

「スタイリング剤ギライの私が使ってもいいと思うものでなくちゃダメだよ」

背中には、自身が勤務する『uka』の代表、渡邉季穂さんからの助言。それは、まさに普通のオトナ女性の声を代弁したものでした。

「季穂さんの製品作りへの姿勢と情熱はずっと近くで見ていたので、認められるものを作りたい!と思いました。ヘアサロンの代表自ら、スタイリング剤がキライってどうよ(笑)とも思いましたが」

病気を治療しながら、3年がかりでついに完成!

こだわったのは、つけている間中、髪のトリートメントをしてくれること。髪の内外を修復する浸透性アミノ酸のほか、スキンケアのように豊富な美容成分を配合、スタイリング剤としての効果を十分に保ちながら、アウトバストリートメントのように髪をケアします。

そしてノンシリコンであること。スタイリング剤において今の女性が求める使用感と仕上がりを同時に叶えつつ、ノンシリコンを保つことは難しいこと。このスタイリング剤はukaのサロンワークで使うものでもあります。双方のニーズに応えられるものを生み出すことに苦労を重ねました。

さらに香りは精油と天然由来成分だけ。私がこのスタイリング剤を顔や体にべったりつけてもいい、とまで思ったのは、きっとこの精油の香りのおかげ。清々しく、後に残りすぎず、極めて自然。スタイリング剤らしくないこの香りこそ、ヘア製品における暗黙の既成概念を覆すものでした。

<次ページ>保科さんが開発した、珠玉のラインナップ全5品をご紹介

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