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「コロナ前と比べて買わなくなったもの#化粧品編」マスクで隠れるから必要なし!? 主婦の意見は…

新型コロナウイルスの影響により、昨年から今年にかけて私たちの生活は大きく様変わりしました。緊急事態宣言や外出自粛要請によって外に出かける機会がグンと減っただけでなく、外出する際もマスクの着用が当たり前になって顔がほとんど隠れてしまうため、女性の中には最近はほとんどメイクをしていないという人も多いようです。

そこで『kufura』では、20~50代の既婚女性288人にアンケートを行い、「コロナ前と比べて買わなくなった化粧品」を調査。どんな化粧品を買わなくなったのか見ていくことにしましょう。

口紅

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「口紅をつけているとマスクが汚れて嫌だし、そもそもマスクをしていると口元が見えないので、口紅をつける必要がありません」(50歳/主婦)

「マスクをしていると口紅がマスクの内側についてしまうし、マスク内に熱がこもって口周りが気持ち悪い感じがするので、今は口紅をつけていません」(58歳/主婦)

「せっかく口紅をつけても、マスクの裏側にくっついて落ちてしまうため、わざわざつける意味がなくなりました」(46歳/主婦)

「前は何種類かの色の口紅を買って使っていましたが、コロナの影響で常時マスクをするようになったので、今は1本あれば十分です」(51歳/主婦)

「口紅を買わなくなりました。今は外に出てもマスクを外すことがほとんどないので、口紅ではなく色付きリップを使うようになりました」(40歳/主婦)

買わなくなった化粧品の中で、いちばん多かったのが「口紅」です。コロナ禍の今は、外で常にマスクをつけていて口元が見えることもないため、口紅をつけても意味がないと考えている人が多い様子。また、マスクの内側に口紅が付着するのが嫌で、口紅をつけるのをやめたという人もたくさんいるようです。

ファンデーション

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「リモートワークで今は基本的に家にいるため、化粧をする機会が減って、ファンデーションも全然減らなくなりました」(44歳/営業・販売)

「マスクにファンデーションがつくのが嫌なので、全然使わなくなりました」(38歳/公務員)

「顔がマスクで隠れるので、ファンデーションを使わずに日焼け止めと下地だけで過ごすことが増えました」(31歳/その他)

「基本的にずっとマスクをつけているので、ファンデーションは使わずに、パウダーやコンシーラーで簡単に済ませるようになりました」(28歳/営業・販売)

マスクをつけていると顔がほとんど隠れてしまうため、ファンデーションを使う必要がなくなったという人も多いようです。まったく使わなくなったという人もいましたが、外から見える部分しかファンデーションをつけないため、なかなか減らなくて前ほど頻繁に買っていないという人もいました。

チーク(頬紅)

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「マスクで頬が隠れてしまうので、チークを使う必要がなくなりました」(54歳/主婦)

「チークをつけると、マスクにちょうど当たってマスクが汚れてしまうため、今はチークを使わなくなりました」(39歳/主婦)

「チークをつけてもマスクに隠れて全然見えないし、マスクが汚れるだけなので、今はまったくつけていません」(48歳/営業・販売)

「マスクをしているとほとんど顔が隠れてしまうので、わざわざチークをつけて血色をよく見せる必要もないため、今はちっとも使っていません」(39歳/主婦)

マスクをつけたときに、マスクの内側といちばん接触する顔のパーツが頬です。なので、チークをつけていると、マスクが頬に当たってマスクが汚れたり、化粧も崩れたりしがち。これらの理由から、今はチークをまったく使わなくなったという人が目立ちました。

日焼け止め

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「あまり外に出なくなったので、日焼け止めも必要なくなりました」(49歳/主婦)

「外に出る機会が減ったので、日焼け止めを以前ほど使わなくなりました」(43歳/総務・人事・事務)

「外出が減ったことと、マスク生活が続いていることで、日焼け止めの使用頻度が大幅に減少。この1年はほとんど買っていません」(54歳/主婦)

「日焼け止めです。まったく買わなくなったわけではありませんが、今はマスクから出る部分にしか使っていないため、使用量が前に比べて大幅に減りました」(27歳/その他)             

仕事がリモートになったり、自主的に外出を控えるなどして、最近は外に出る機会がめっきり減ってしまったという人も多いことでしょう。そのため、日焼け止めが必要なくなり、以前に比べてほとんど買うことがなくなったという人がたくさんいるようです。

アイメイク関連

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「アイライナー。外出する機会が減って、消耗しなくなったため、ここしばらく買っていません」(23歳/営業・販売)

「マスクをしていると、アイメイクだけ強調するのもなんだか変な感じなので、アイライナーは使わなくなりました」(29歳/主婦)

「マスク姿に完璧なアイメイクがなんとなく合わない感じがして、コロナ禍ではアイメイク全般をしなくなりました」(38歳/主婦)

「コロナの影響で遊びに出かけることがなくなったため、わざわざマスカラをつけることもなくなりました」(51歳/主婦)

マスク生活の今は、メイクは外から見える目元部分だけすればOKと考えている人も多いようですが、しっかりめのアイメイクはマスク姿とミスマッチだと感じている人もいる様子。特に、アイライナーは使うとアイメイクにバッチリ感が出てしまうため、今は使っていないという人が目立ちました。

その他の化粧品

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「マニキュア。手を洗う機会が増えたので、マニキュアをすることがなくなりました」(48歳/総務・人事・事務)

「化粧直し用のパウダー。一日中マスクをしているので、化粧直しをしなくなったから」(49歳/総務・人事・事務)

「肌の色ムラをなくすための化粧下地。マスクで目元しか見えないため、頬周りの化粧は適当になりました」(37歳/主婦)

「リップクリーム。マスクをしているせいか、リップクリームをつけなくても唇が乾燥しづらくなったため、最近は買っていません」(37歳/その他)

ほかにも、コロナ前に比べて買わなくなった化粧品がいろいろありました。意外と多かったのが、リップクリーム。マスクのおかげで唇が乾燥しづらくなっているのか、以前と違ってリップクリームをつける必要がなくなったという声がたくさん聞こえてきました。

化粧品全般を買わなくなったという人も!

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ここまではアイテムごとに買わなくなったものを見てきましたが、ある特定のアイテムではなく、次のように化粧品全般を買わなくなってしまったという人も目立ちました。

「ファンデーション、口紅、チークなど、基礎化粧品以外のメイク用品はすべて使う機会が減ってしまったため、前より買わなくなりました」(59歳/主婦)

「基本的にいつもマスクをつけているし、眼鏡もかけているので、化粧品全般が必要なくなりました」(38歳/主婦)

「外出するときはマスクをしていて顔が見えないし、化粧をしているとマスクが汚れるので、コロナ禍では化粧品一式をまったく使わなくなりました」(51歳/主婦)

「マスクをしていると顔がよく見えないし、化粧も崩れてしまうので、まったく化粧をしなくなりました」(26歳/公務員)

たしかに、外出する機会が減り、いざ出かけるときもマスクを着用しているため、今は化粧をする必要がまったくなくなってしまったというのもよくわかりますね。

いかがでしたか? 新型コロナウイルスの影響で買わなくなった化粧品は、思った以上にいろいろありました。マスク生活でメイクをしなくていいのはラクな面もありますが、自由におしゃれを楽しむことができなくて、ちょっと残念な気もしますよね。

次回は、「コロナ前に比べて買わなくなったもの<食べ物編>」をお届けします。どうぞ、お楽しみに!

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