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「空腹感」とどう戦う?夜中にお腹が空いたら…お菓子を食べるのはNG!ならこう対処

夕ごはんをしっかり食べたにもかかわらず、なんだか夜中にお腹が空くことってよくありますよね。でも、寝る前のこの時間帯に、自分の欲求のままガツガツ食べてしまったら、体重増加へとまっしぐら。できることなら空腹を満たしつつも、体重増加はなんとか防ぎたいところ。そこで『kufura』では、20〜50代の女性258人にアンケートを行い、「夜中にお腹が空いたときの対処法」を教えてもらいました。

低カロリーなものや体にいいものを食べる

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「こんにゃくゼリーを食べる。カロリー控えめだし、お腹にもけっこうたまるので、これ1つで満足できます」(56歳/パート・アルバイト)

「スルメイカを食べます。よく噛むことで満腹感が得られるので、少ない量でも満足できます」(51歳/その他)

「体にいいナッツ類を少しだけつまむようにしています」(40歳/パート・アルバイト)

「高カカオチョコレートをひとかけらだけ食べます。美味しくて一口だけで満足できるので」(46歳/主婦)

「ガムをかみます。一粒でも意外と食べた気がするところが気に入っています」(50歳/総務・人事)

「夜中にお腹が空いたときは、飴を一粒なめてごまかします」(51歳/主婦)

対処法として、カロリーの低いものや体にいいものを少しだけ食べるという意見が目立ちました。これなら食べてもあまり罪悪感がないし、体重がガツンと増えるということもなさそうですよね。ほかに、おしゃぶり昆布、トマトやキュウリ、無糖ヨーグルトなどを食べるようにしているという人もいました。

飲み物を飲んで水分でお腹を満たす

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「麦茶などカロリーの低い飲み物を飲んでごまかします」(47歳/パート・アルバイト)

「炭酸水を飲んでお腹を満たします。糖分ゼロで罪悪感もありません」(46歳/主婦)

「白湯を飲む。水やお茶よりも満腹感や満足感を得やすいし、冷え性にも効果があるので一石二鳥です」(21歳/パート・アルバイト)

「レモン水を飲みます。お水に市販のレモン果汁を入れるだけですが、ただの水よりも口の中がサッパリして空腹感も紛れます」(53歳/主婦)

「寝る前なので、ノンカフェインのハーブティーやルイボスティーなどを多めに飲んでおなかを膨らませます」(38歳/主婦)

「フレーバーティーを飲むようにしています。フレーバーがあるので、普通のお茶よりなんとなくお腹が満たされた気になるし、リラックス効果もあって気分が落ち着きます」(41歳/その他)

夜中にお腹が空いたときは、飲み物を飲んでごまかすという人もたくさんいました。もちろん糖分のある飲み物はカロリーが高いので、炭酸水や白湯、ノンカフェインティーなど、カロリーゼロや低カロリーのものがおすすめです。コーヒーやお茶を飲む人もいましたが、寝る前なのでなるべくカフェインのないものを選んだほうが、あとでスムーズに眠れそうですね。

歯磨きやマウスウォッシュをする

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「歯磨きをして、何も食べていなくても脳に食べ終わったと錯覚させるようにしています」(39歳/主婦)

「歯磨きをします。そうすると、口の中がスッキリして、なぜか空腹感もおさまります」(25歳/その他)

「歯磨きをしてしまえば、食べたあとにもう一回磨くのが面倒になるので、空腹でも諦めがつきます」(26歳/その他)

「ミント味が強いマウスウォッシュを使うと、もう食べもので歯を汚すのが嫌になるし、口の中がミント味になって何かを食べたいという欲求もなくなります」(40歳/その他)

空腹を紛らわせるために、歯磨きやマウスウォッシュをするという人も多い様子。歯磨きをすると、自然と空腹感がなくなるという声が目立ちました。また、一度歯を磨いてしまえば、そのあとに何かを食べて再度歯磨きするのが面倒になるため、諦めがつくという人も多いようです。

布団に入ってサッサと寝てしまう

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「お腹が空いていても寝てしまえばまったく気にならないので、そういうときは早めに寝るようにしています」(49歳/主婦)

「起きているといろいろと食べたくなってしまうので、早々に寝るようにします」(39歳/主婦)

「ムダに遅くまで起きていると、お腹が空いて結局何か食べてしまうので、そういうときは早く寝ます」(39歳/公務員・団体職員)

「早めに布団に入る。眠らなくても布団でゴロゴロしているだけで、なんとなく空腹感も紛れます」(32歳/主婦)

「とりあえずベッドに横たわってしまえば諦めがつきます」(35歳/その他)

遅くまで起きていてもお腹がどんどん空くだけなので、そういうときはサッサと寝るのがいちばん。寝てしまえば空腹感は気にならないし、とりあえず布団に入ってしまえば、諦めもつくようです。しょっちゅう夜中にお腹が空いて困るという人は、毎晩早寝を心がけるようにすると、空腹感を感じる前に寝ることができていいかもしれませんね。

ほかのことをして空腹感を忘れるようにする

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「本やマンガを読みます。一度何かに集中してしまえば、空腹感も気にならなくなります」(37歳/その他)

「空腹を忘れるためには、何かに熱中するのがいちばんなので、お腹が空いたときは忙しい農場系のゲームなどをします」(32歳/事務職)

「集中力の必要なパズルゲームなどをすると、自然と空腹感が薄れます」(55歳/主婦)

「スマホを見たりすると、それに夢中になって空腹感を忘れることができます」(41歳/主婦)

「音楽に合わせて歌う。歌っているときは食べることができないし、歌が好きなので楽しくて空腹感も忘れてしまいます」(46歳/総務・人事)

何かに集中していると、つい食事するのを忘れてしまうということはありませんか? それと同じように、お腹が空いたときは何かほかのことを始めて空腹感を紛らわせるのもおすすめです。本やマンガを読む、ゲームをする、歌を歌うなど、何かほかのことをやり始めると、そっちに夢中になってお腹が空いていたことなどすっかり忘れてしまうようですよ。

ほかにはこんな空腹解消法も!

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「甘いスイーツ系の大食い動画を見る。見ているだけでだんだん胸焼けがしてきて、空腹感がなくなります」(23歳/その他)

「レシピ動画やサイトを見て、翌朝に食べたいものを探す。そうすると朝食を食べるのが楽しみになり、夜中の空腹もガマンすることができます」(32歳/その他)

「太った自分の姿を想像すると、食べたいという気持ちがなくなります」(50歳/主婦)

「食欲を抑えると言われている耳のツボを押します」(40歳/事務職)

ほかにも、皆さんいろいろな方法で夜中の空腹を解消している様子。中でも意外と多かったのが、大食い動画を見るというもの。食べもの関連の動画を見ると、お腹がさらに空いてきそうな気もしますが、あまりの大食いぶりに、なんだか見ているだけで胸焼けがして、いつのまにか空腹感も消えてしまうようです。

いかがでしたか? 夜中の間食はNGとわかっていても、お腹が空くとついついお菓子などに手が伸びてしまうこともあります。でも、それを繰り返していると、体重はどんどん増加の一途をたどることに。ぜひ、ご紹介した皆さんの対処法を参考にして、夜中の空腹を上手に乗り切っていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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