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【夫の怒り編】もう爆発寸前!逆上しそうになった「妻の地雷発言」

口は災いの元、言葉は刃物などと言われますが、自分が何気なく発した一言が相手を深く傷つけていることがあるかもしれません。特に、自分にとって最も近しい存在である夫に対しては、不満などをズバズバぶつけてしまい、深刻なダメージを与えている心当たりがないでしょうか。

『kufura』では、20代~50代の既婚男性83人を対象に、“もう2度と言われたくない妻の地雷発言”をテーマにアンケート調査を実施しました。

振り返ってみて、口が滑ったフレーズがないか早速チェックしていきましょう。【妻の怒り編】と合わせて読んでみてくださいね。

稼ぎに関する地雷発言

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「稼ぎが悪いから会社に行ってても仕事していないと一緒だ」(45歳/営業・販売)

「“給料が安い”。それは社長であるあなたの親に言えと言いたい」(51歳/営業・販売)

「“あんたの安い月給だと、私のママ友の昼のお食事会も減っていくわ!”と妻が言ってきてバカヤロー」(57歳/研究・開発)

「“もっと仕事してよ”。サラリーマンで給料はほぼ決まっており、精一杯やっているから言われたくない」(56歳/研究・開発)

妻から言われた地雷発言としてまず多かったのは、稼ぎに関すること。収入は本人の能力・努力だけで決まるものではなく、景気や社会情勢の影響も大きく受けるものです。家族のために懸命に働いているのに、それを低く評価されるのは悲しすぎますよね。

夫の頑張りに関する地雷発言

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「“出張は遊び”。必死で組織に認められようと出張に行っていたら言われました。家族を養うためなんですけど」(52歳/公務員・団体職員)

「“サラリーマンになって欲しい”。自営業でずっと頑張っていますが、そう言われると悲しいです」(31歳/会社経営・役員)

「車で旅行に行って大渋滞に巻き込まれて、“しんどい、まだ?”といわれたとき。大阪から山口まで運転してものすごく疲れていたし、どこか連れて行ってと言われたから来ているのに、人の気持ちを察しない発言はムカつきます」(59歳/営業・販売)

「“意味なかった”。出産のときに妻が立会いを希望したので、立ち会ったが何も出来ない夫に腹が立ったのか、来てもらったけど意味が無かったと言われ傷つきました」(53歳/総務・人事・事務)

収入に関すること以外でも、夫の誠意や労力を台無しにする地雷発言が続々。たとえ妻にとって満足のいく成果が得られなかったとしても、まずは夫がやってくれたことに対する敬意や感謝は失わないようにしたいものです。

容姿に関する地雷発言

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「老けたね」(50歳/その他)

「“太っていてみっともない”。そこまで太っている感覚は無いし沢山食べているだけでそういうことを言われたくない」(55歳/その他)

「“このタコ坊主!”。見たままですが、特に悪いことをした覚えもないのにひどいと思います」(57歳/その他)

夫から妻に向けた地雷発言では、「太った」系が多かったのですが、性別を逆にした今回のアンケートでは、頭髪に関するものがチラホラ。筆者も夫に対して、冗談のつもりでモノマネまじりに「このハゲー。違うだろー!」と言ったら、夫が黙り込んでしまったことがあります。本当にごめんなさい……。以来、不用意なイジリは厳に慎んでいます。

内面に関する地雷発言

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「“決められない”。優柔不断なところはあるが、ストレートに指摘されると腹が立つ」(59歳/総務・人事・事務)

「ちっちゃいやつと言われたこと。単純に腹が立つ」(49歳/公務員・団体職員)

「“そんなのだからみんなから嫌われるんだよ”。そんなに嫌いなら離婚するか、と思いました」(47歳/広報・広告・デザイン)

内面に関するダメ出しは人格否定にあたるおそれがありダメージは深刻。それから、個人の不満を伝えるのに“みんな”を持ち出すのは得策ではありません。夫にされて嫌なことがあった場合、「あなたが●●すると、私はこんな気持ちになる」というアイ・メッセージがおすすめ。夫の性格ではなく行動にフォーカスし、自分がどう感じるのかを伝えるようにしましょう。

一発レッドカード級の地雷発言

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「あなたのせいで人生台無し」(56歳/会社経営・役員)

「“気持ち悪い。生理的に無理”。そのときは寛大になれず、許せなかったのでそれでおしまいになっちゃいました」(49歳/会社経営・役員)

「“最低”が口癖になっている。連呼されるとムカつく」(59歳/公務員・団体職員)

「“結婚しなければよかった”。日頃頑張って尽くしているつもりなのにショックでした」(54歳/その他)

夫婦がともに支え合う結婚生活において、さすがにそれを言っちゃあおしまいよ……。もちろん、こうした暴言を吐かざるをえないほど妻が追い詰められていたという可能性もあり、夫か妻かどちらに非があるのか一概に決められませんが、ここまで険悪になる前段階で夫婦関係の修復に努めたいものです。

その他、こんな地雷発言も…

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「ちっと舌打ちされること」(51歳/会社経営・役員)

「はぁ!何回言えばわかるの?」(59歳/営業・販売)

「険悪ムードの時に“よお!”と言われると見下されてる感じがしてムカつく。言い返さないけど爆発寸前までいく」(41歳/研究・開発)

「“ちょっと、一緒に歌わないでくれる”。懐かしい曲がTVなどで流れるとついつい口ずさむのですが、妻は邪魔されたと感じるのかこの様に言う事が多いのですが、何もそんな言い方をしなくてもと腹の中は怒り心頭」(59歳/その他)

 

妻の立場では「え、そんなことで!?」という内容でも、夫のプライドをボロボロに傷つける発言は多々あるようです。また、男性のなかには、自分が傷ついても「くよくよ悩むのは男らしくない」と感情を口に出さない人もいます。ともに生活を送るうえで、夫に文句を言いたくなる機会はあって当然ですが、相手がどう感じるか、どう受け取るかを配慮しながらうまくコミュニケーションをとっていきたいものですね。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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